スポーツ医療チームによる加速度センサー測定

2017.11.16 Thursday

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    昨日はスポーツ医療チームによる加速度センサーの測定でした。これまでリハビリ、トレーニング、測定を繰り返し、アーチェリー指導では知り得ることができない射の際の重心動揺の原因を特定してきました。

     

    今回は測定と分析のスペシャリスト竹岡先生と深谷先生にお越し下さいました。お二人には以前東京秋津店までお越し下さり、加速度センサーでの分析について詳しく教えていただきました。いつも本当にありがとうございます。

     

     

    人間は生きている以上は動きを完全に止めることは不可能です。二足で直立している状態でも動きを止めることなどできません。元来不安定な人間の身体で重たい弓を支えながら強い力でドローイングを行い、クリッカーを鳴らすために常に身体を動かし続けながらエイミングで静止させたいという矛盾を限りなく両立させなければなりません。

     

    エイミング中に骨格の微細な動揺や、体幹の僅かな捻転が生じている人がほとんどです。そのためほとんどの選手が真面目に練習しているにも関わらず、これらが原因で真の上達に到達することができません。残念ながらそれらのズレは見た目やスーパースロー映像などで判別することができず、加速度センサーでの数値を拾うしか方法がありません。その動きを発生させてしまうウィークポイントを最先端の科学トレーニングで克服するのですが、これまで各自に課せられたトレーニングでの進化に対する進捗状況を調べるために、こうして何度も詳細に調べて効果的なレベルアップを果たしていきます。

     

     

    前回は数名を選んで100射以上のデータを測定して、筋疲労が発生している際の重心動揺、動きのバイオリズム、などなどを詳細に調べ上げました。筋疲労が発生する前からゾーン状態が出現しなくなり、測定結果のグラフにサイレントピリオドが出現しなくなりました。こうした原因が特定できたことで、筋運動を行っている状態にも関わらずリラックスしながらリリースできるメカニズムが解明され、ゾーン状態への誘導がどのようにしてなされているかが分かります。今回は比較のために私も測定します。

     

    今回は各自のトレーニングの進捗状態を知るために、3射を2回測定します。私は新しいリムに交換してから初めての18mなのでサイトの位置が微妙で、最初の3射は上の赤にグルーピングしました。18mなので3射のグルーピングは数cmと小さなものです。サイトの位置を上げて2回目に合わせていきます。測定データと的中位置を照合するために、スポーツ医療チームが的中位置を毎回画像に収めます。

     

    加速度センサーでの数値は1000分の5秒単位でセンサーの360度方向の動きを記録しています。ストリングが矢を送り出している最中はほとんど何もできませんが、身体に装着したセンサーがどこからもたらされた力によってどの向きへ動いているかを調べ、グルーピングの偏差と的中位置のズレを解明していきます。

     

     

    このようにしてスポーツ医療チームによってすべての射を撮影されます。2回目はサイト位置を合わせたので、3本ともゴールドの中心付近に小さくグルーピングしています。あっ、おしい。2回目は 10・10・9 でした。ぎりぎりオンラインせず。

     

    「どれどれ」と、竹岡先生が的前まで見に来ます。

     

     

    うわっ、こんなに当たるんですか!と驚いてらっしゃいます。いやいや、こんなもんじゃないんですよ。もう一回射たせてもらえたら、30金(10・10・10)の自信があるんやけどなぁ〜(笑)

     

    マジですか?ならば・・・

     

     

    という事で、3回目は弓本体にセンサーを取り付けて、発射の際にハンドルに与えられる力の状態を確認してみます。ストリングがリムに当たって矢が発射される状態と、グリップの面に手根骨が正しく当たり、手首から先に力が入らず橈骨に加えられている力がハンドル本体に正確に伝わっているかを調べます。同時にリム返りによるセンターロッドの左右方向への動きを知ることができるので、後方から見て真っ直ぐ装着さているように調整することが定説とされているリムアライメントそのものが、自分にとって正しいかどうかがわかります。

     

    エイミングの際に手首の力が抜けていて発射の後にハンドルが自然に抜けて回転していくか、中級者がやりがちな無理やりハンドルを突き飛ばしているようなことや、ハンドルをクルリとわざと回しているか、それらがすべてバレてしまいますので面白いです。

     

    ■この日私が使った機材

     

    ハンドル スターク リアル 12,960円

    リム WNS エリートフォームα(66-44) 28,512円

    ストリング 自作FF+ 原糸代数百円程度?

    プランジャー デカット 2,376円

    クリッカー デカット 713円

    レスト デカット ニーサ 832円

    サイト アバロン クラシック 3,564円

    サイトピン デカット ファイバーオプティック1mm 1,512円

    センターロッド クラシック26インチ 3,240円

    サイドロッド クラシック10インチ 2本で3,888円

    ダンパー 2個で1,296円

    Vバー スターク45度 1,188円

    エクステンションロッド デカット4インチ 1,512円

    アルミ矢(鳥羽根仕様) イーストン XX75プラチウム 1ダース 1万円程度

     

    弓と矢の合計金額は7万円ちょっとなのだ(笑)防具類を入れても8万円を超えることはない。それではこの安い弓矢を使って当ててみせよう。これを見て、的中に必要な十分な性能というものが、どんなものであるのかを知っておいて下さい。アーチェリーショップにダマされて数十万を支払わされたことが、どれだけ愚かなことかと言うことを。

     

    竹岡先生の指示通りに1本ずつ射って的まで行くと。

     

     

    竹岡先生 「マジですか・・・」

     

    はい。10・10・10 の30金。全員が固唾を飲んで見守る中での有言実行には竹岡先生もドン引き。グルーピングのサイズそのものは3回ともほとんど同じです。

     

    ハンドルに取り付けたセンサーはエイミングと発射の最中に、ほとんど動いてなかったそうです。手首や手のひらに一切力が込められてない状態でないとセンサーは小刻みに常に動いてしまい、発射の瞬間にハンドルがどちらかの方向を向こうと動き出します。親指と人差し指の付け根付近には力を加えることなく、骨で正確に力を支えることが大切です。

     

     

    全員の測定を終えたら、その場で詳しく説明します。それぞれ起こっている現象が異なりますので、個別の身体の状態に照らし合わせてウィークポイント克服のためにプログラムしていきます。上達してきた受講生には更なるレベルアップのために、様々な指導が加わります。センサーの数値はイイワケもゴマカシもききません。「頑張ってる」とか「やろうとしている」などは論外で、「正しくできている」のみが的中をもたらします。外観からでは見ることができず、アーチェリー指導だけでは知り得る事が不可能な内部の筋肉がもたらす動きや、それらによる骨格動揺がもたらす重心移動がどのようになっているかを理解し、筋肉の質と筋量の過不足をコントロールしていきます。

     

     

    加速度センサーの測定結果の検証は後日詳しく話し合います。測定が終わったら、各自の身体の状態の確認です。

     

     

    スポーツのみならず仕事や日常生活などの生活習慣がもたらす身体の様々な変調を、本人の申告や自覚の有無を問わず客観的に調べていきます。

     

     

     

    スポーツをするために理想的な身体を備えることで、パフォーマンスを最大に発揮することができるのです。こうしてケガや故障と無縁でいられるのも、スポーツ医療チームと一体となった指導を行うことができるからです。

     

    周囲よりも一足先にオフシーズン入りして身体の修正や身体づくりを行った者が勝ちなのです。寒風吹きすさむ低温下という劣悪な状況でひたすら実射を繰り返したところで、身体を優れた状態に養うことなど不可能です。

     

    アーチェリーを始めたら最後。誰もが自分が射つすべての矢を黄色に当てたいと思うようになるものなのです。しかし残念なことに、多くの人が上手くならない自分を必死になって作ってしまっているのです。

     

    日本人は世界のどの国民性と比べても、真面目で努力家が多いです。同じ努力をするなら、正しい努力をすることが幸せになれるというものです。大して上手くなれない自分の努力を褒めるほど情けないものはありません。

     

    けいはんな地域では随時入会もできますが、東京のレッスンは現在締め切っております。関東の方からの入会希望が最近になって増えてきましたので、年度の途中で入会できるように受け入れ態勢を増やしていきたいと考えております。具体的な日程が決まりましたらブログでご案内させていただきますので、しばらくお待ち下さい。

     

    アーチェリーは紛れもない「物理」の話です。具体的でないもの、科学で説明できないものに、再現性の高さを求めることなど不可能です。結局は具体的に何を行ったら優れた的中を得ることができるかどうかがわからない抽象的なものから抜け出して、自分の身体の現実を正確に知ることが大切なのです。

    本当にブランド違いなだけなのか?

    2017.11.13 Monday

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      WNSの新製品リムが入荷しております。前回2万円もしないウッドコアのカーボンリムの出来が素晴らしかったので、今度はフォームコアのカーボンリムにしてみます。

       

       

      こちらはエリートフォームカーボンα(アルファ)です。SFのエリートカーボンハイフォームを継続してWNS製品として販売される中・上級者用リムです。SF時代から評価の高い、かなりの高性能機材ですが3万円もしません。

       

       

      私がテストで使うので66-44です。44ポンドとさほど強くもないのですが、私が現役選手だった四半世紀昔に比べて2-3ポンド弱いリムが、当時のサイトとほぼ同じ高さに的中します。しかも引きが柔らかく、当時の42ポンドのリムよりも今の44ポンドの方がエイミング時にリラックスできます。しかも現代のリムは、本当に良く当たります。的の方に向かって射てば勝手に当たる。まさにそんな感じです。「これを使って当たらんのは、よっぽど射ち方おかしいやろう?」としか思えません。

       

       

      リムの表側はホワイトです。メタリックがキラキラ輝いてキレイです。ボウスタンドに置いた時に上を向く側なので、リムの温度が高くなりすぎる心配をしなくても良さそうですね。

       

       

      裏側はブラックグロスです。SFのエリートカーボンとあまり変わらない雰囲気なのは、CARBON / HIGHT FORM ロゴ字体が同じものが使われているからでしょうね。

       

       

      SFとWNSを見比べてみました。上がWNS、下がSFです。外観からでは違いがわかりません。ブランド違いの同じ製品だと聞いてますが、その通りなのでしょうね。

       

       

      こちらも上がWNS、下がSFです。こちら側のみの比較では、両者の区別がつきません(笑)

       

       

      チップ部分です。右がWNS、左がSFです。どちらもこのグレードの製品と同じく、伸縮性の乏しい競技用のストリングを使うために、強化タイプの同じチップが使われてますね。キネティックのカーボンリムも同じです。

       

      新しいリムを、さっそく土曜日のレッスンで使ってみました。インドア用の鳥羽根貼った太いアルミ矢で、レッスン受講生の前で30m6射57点と好調です。使った感じはSFのエリートそのまんまですね。どちらも素晴らしいリムです。

       

      最新のウッドコアは上質な作りで取り掛けが柔らかくて好ましいのですが、やはりフォームコアのシルキーでマイルドなタッチは、いちど使うと病みつきになりますね。この日はFF+との組み合わせでしたが、フォームコアカーボンの優しさとFF+のマイルドな感触が絶妙で、リリース時のストリングインフォメーションがタブの革ごしにキレイに伝わり、サイトピンが向いてる先のゴールドに吸い込まれるように的中し続けました。人馬一体という表現がピッタリで、弓が自分の言うことをよく聞いてくれます。リムとストリングに自分の神経が通っていると思えるほど繊細な指加減に応じてくれ、実にコントローラブルなのです。

       

      本当に自分に合った機材というのは、値段が高ければ高いほどいいというものではありません。多くの選手が高額な製品を使ってますが、凄まじい高得点など出やしません。多くの選手が使わなければならないのは、自分が会得しようとしている技術を達成するために必要な性能です。このリムは自分の技術の未熟な部分を教えてくれながらも、非常に高い性能を持つ製品です。多くのフラッグシップモデルはレスポンスが高すぎて、扱いがスパルタンすぎて、追求した性能の高さ故に的中を大きく逃す状態に陥っている選手ばかりなのです。

       

      こんな素晴らしい性能のカーボンリムが、3万円もせずして買うことができるのです。良い時代になったものだと思います。

       

      リムといえば、2社から新製品がリリースされました。ステップアップ用機材として最適なリムばかりです。

       

       

      こちらはスタークアーチェリーの新製品プレステージ。W&Wが製造するウッドコアのグラスリムです。SFのアクシオムプラスやWNSのアクシオムαと同じ製品のブランド違いです。こちらの方が格好イイですし、スターク製品のリアルを使っている人のステップアップ用にもピッタリですね。近未来的なデザインが、いかにも当たりそうな感じで好きです。

       

       

      こちらはマイボウの新製品シナジースター。こちらもウッドコアのグラスリムです。製造メーカーを聞いてませんが、コアアーチェリーのエレメントと見分けがつきません。エレメントは価格に見合わない素晴らしく出来の良いリムで、非の打ち所がありませんでした。グラスリムなのにカーボンリムと変わらない性能があります。

       

      メーカーによると、「UDファイバーグラスを使って卓越した熟練の技によって作り出された最高のパフォーマンスのリムなので、買っておかないと後悔するぞ」というような表現になっています。エレメントを使ってみて私もそう感じてましたので、特別企画の3万円台のセットを販売した方のためのレンタルリムは、すべてエレメントをメーカーから取り寄せて用意いたしました。これを使って本当に上手くなってほしい。そういった願いからです。

       

      エレメントよりもシナジースターの方が格好イイので、自分用のステップアップリムとして買い揃えるならこちらがいいでしょうね。他のメーカーにはない雰囲気を感じます。

       

      今年は高性能な低価格帯の製品が溢れる一年になりましたね。これからアーチェリーを始める方。身体への負担を最小限に抑えながら無理なくポンドアップしていく方にとって、理想的な製品が揃いました。もはや選ぶのが大変なほど、買いやすい価格帯ながらも優れた的中性能を誇る製品が溢れましたね。

       

      こうした多くの選択肢が、これからの日本のアーチェリー界を強く大きくしていくのは間違いありません。

       

      オフシーズンは身体づくりもさることながら、来シーズンに向けての機材選びの時期でもあります。あなたが真の上達を遂げることができない理由は、脆弱な身体・未熟な技術・弱い心・良くない思考、これらをバランス良く備えてしまってるからなのです。自分が上達するために本当に必要な製品がどのようなモノであるか、金にモノを言わせる前にじっくりと考えることが大切です。

      1本多いコンポジット完成矢と11月限定特別価格

      2017.11.10 Friday

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        これまで大人気のカーボン完成矢「コンポジット」が、スパインによっては完売間近なものがあります。スパイン900は残り2ダースなのですが、2本の余りが出ています。そこで1ダースの価格で13本のセットで、この2セットのみを販売させていただきます。スパイン900が必要な方にはお得です。買いましょう♪

         

        今回はメーカー在庫処分の初心者用・レッスン用として最適な製品のご案内です。※今月限定

         

        ■特別価格リム

         

         

        こちらはコアアーチェリーの練習用リム「フラッシュ」です。コア製のボルト装着タイプのハンドルに使うことができるウッドグラスリムです。販売価格は2,700円と、とってもお買い得ですね。14ポンドからありますので、低ポンドから自分の弓を持ちたい人や、指導組織での備品としても最適です。けいはんな地域でのレッスンでは、このフラッシュを使っています。

         

         

        こちらはコアアーチェリーの練習用リム「ブレイズ」です。コア製のボルト装着タイプのハンドルに使うことができるウッドグラスリムです。販売価格は2,160円です。ディストリビューターの仕入れ原価がどれほど安いかが伝わってしまうほどですね。安いだけあって、サイズ・ポンドはかなり限られてます。必要なポンドがあればラッキーですね。東京でのレッスンでは、これと同じリムの製品名違いを使っています。

         

        ■特別価格ハンドル

         

         

        こちらはコアアーチェリーの初心者用ハンドル「JET METAL」です。マグネシウム製の超軽量ハンドルで、ハンドル単体の重量は700gと非常に軽いです。コア製のボルトタイプのリムを装着することができます。販売価格は3,240円です。軽さは初心者やジュニアにとって身体への負担を最小限に抑えることができる最大の武器です。色や左右が限られますが、お子様へのクリスマスプレゼントにちょうどいいかも知れません。レッスン受講生の方が自分のハンドルを買うまでは、このハンドルを無償で貸し出してました。木製ハンドルよりもスリムなので収納と持ち運びが便利で喜ばれました。

         

        こうした製品を溢れさせて、多くの人で使い回しましょう。そうすることで、これからアーチェリーを始めてみようと思う仲間を多く増やすことに繋がるのです。指導組織や協会などは、こうした初心者用の備品を充実させて、自分達の団体を強く大きくしていきましょう。

         

        さて、インドアシーズンを控えて18m競技用の的紙が品薄になって参りました。クリスマスと年末年始を控えた12月は例年、国際貨物が遅れて届く事があります。随時追加発注をいたしておりますが、100枚単位でお求めの場合などは競技日程に数週間の余裕を持ってご注文下さい。

         

        明日は終日レッスンです。水曜日はスポーツ医療チームによる加速度センサーでの測定で、オフシーズンに向けて課せられたピンポイントでのトレーニングの効果を確認します。

         

        朝晩の寒さが厳しくなりました。寒風に吹きさらされながら実射をしても、身体に良くない行為を続けているに過ぎません。寒くない場所で自分にとって本当に必要なトレーニングを行い、その効果を春に的のグルーピングのサイズで示して下さい。グルーピングや得点に変化がないのであれば、オフシーズンは意味のない取り組みを過ごした結果を示します。春からの本格的なシーズンを、去年と同じ自分のままで過ごすという未来を見たくないでしょう。

         

        オフシーズンを迎えますが、トレーニングが我流では効果がありません。自分の身体に何が足りているのか、何が足りないのか、それらを主観や思い込みではなく正しくバランス良く高次元で行い、優れた身体を養いましょう。

        高額すぎるハードケースを買うな

        2017.11.06 Monday

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          秋津のアーチェリーショップでお求めになられたお客さんがあまりにも絶賛されてらっしゃいましたので、私も使ってみました。

           

           

          アバロンの大型バックパック、テックワン フルオプション です。

           

          現役選手だった頃は弓2セットとスコープに三脚、数泊分の荷物を詰めた大型のアーチェリーケース2個を持って、リュック背負って新幹線の駅でヨロヨロ歩いて悲惨な移動に苦しめられたものです。

           

          この「テックワン フルオプション」は、そうした荷物をすべてひとつにまとめて移動できる収納力の高いバックパックです。ハードケースでは考えられないほどの多くの荷物を運ぶことができます。

           

          私は京都と東京を一年で30回程度往復する生活を送っています。アーチェリー用品を持ち運ぶことも多いのですが、ハードケースをやめてバックパックにしてからは、ハードケースに戻れなくなってしまいました。キャスター付きのハードケースはとにかく不便ですし、周囲にとって迷惑です。バックパックの機動力の高さを知ってしまうと、高額なハードケースを買うのが実にバカらしく思えてしまいます。

           

           

          金曜日から今日までの4日間は東京で6回のレッスンを開催いたしました。その中で土曜日は体育館を借り切って30m実射を含むレッスンでした。レッスン会場の体育館まで電車とバスで移動するつもりだったのですが、ふと思い立って自転車で行くことにしました。自転車を使う時点でハードケースという危険な選択肢はありません。アーチェリー用品やレッスンで使うヨガマットなどは、すべてひとつの荷物にまとめて背負うしか方法がありません。今回はこのようにして、80cm的紙も持って行きました。ハードケースでは、80cm的紙は折り畳まないと運ぶことができません。

           

           

          このサイドの大型のポケット部分に、丸めたヨガマットをすっぽり収納することができます。このヨガマットは8mm厚のものです。ハードケースではヨガマットの収納は不可能です。

           

           

          こちらが上部ファスナーを開放したところです。ヨガマットを収納しているスペースには、ハンドル1本分程度の余裕があります。ここにアローケースを収納してもよかったのですが、レッスンで使うゴム羽根貼ったクラシック完成矢は、輪ゴムで束ねて左側の大スペースに放り込んでいます。全体的にスペースに余裕がありますので、1週間程度の合宿や数泊の競技会であれば、このバックパックひとつあれば他の荷物で手がふさがる事はなさそうです。その日のお弁当や、帰りのお土産も入ります。収納に工夫をすれば、この中にバランスディスク2個くらい追加できそうです。

           

           

          重量物を運ぶことを想定されてますので、ショルダーストラップとストラップ取り付け部分は頑丈な作りになっています。左右のストラップの間にプラスチック製の頑丈な取っ手が付いてるのですが、自転車に乗って前傾姿勢で運ぶので、首にあたりそうな取っ手はストラップ収納部分に押し込んで隠しています。

           

          背中と腰に当たる部分はぶ厚いクッションが入ってますので、荷物の総重量がかなり重たくなっても、身体に負担がかからないように工夫されています。

           

           

          とにかく、これでもかと言うくらい収納力が高いです。外側のポケット部分だけでも、相当な量の荷物が入ります。バインダーにファイルに書類に、つり銭BOXにコイントレーを入れても余裕です。この外側のポケットは中で2層になっているのですが、表側のスペースには、もはや入れる荷物を持ってませんでした(笑)

           

           

          小物の収納スペースも多いですが、使いきれないほどですね。

           

           

          レッスン会場の体育館に着いて荷物を広げたら、こんな感じです。ヨガマットのみならず、体育館シューズに500mlのペットボトル2本まで入っています。こうして荷物を広げてみると、巻いて持ってきた80cm的紙が小さく見えますね。

           

          レインカバーが付属してますので、雨が降っても中の荷物が濡れることがなくて安心です。

           

          ちなみに会場までの自転車での所要時間は20分程度でした。車も自転車もほとんど変わりませんね。アーチェリーでは実射をした後にランニングやスポーツサイクルなどの有酸素運動が必須ですので、レッスンを終えた後に自転車で移動することは理想的ですね。

           

          アーチェリーはスポーツであるにも関わらず、有酸素運動を怠って運動不足なアーチェリー選手が実に多いです。射つことは頑張れるのにランニングが嫌いだとか、アスリートとして恥ずかしいのです。そんな事では心肺機能が高くなることはなく、射てば射つほどに身体に疲労を蓄積させてしまいます。

           

          選手のうちから太ってしまうようではいけません。選手をやめたあとに、大変な身体になってしまう人が多いのです。このオフシーズンの大切な期間にアスリートとしての適正体重にしっかり絞って、春のスタートで自分の真の能力を発揮させることができるように鍛え上げておいて下さい。

          数量限定特別企画第2弾

          2017.11.02 Thursday

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            ブランド移行に伴って、SF製品がメーカー処分となっています。と、その前に、インドアでのカーボン矢・アルミ矢の話の続き。

             

            インドア18m用の鳥羽根貼ったアルミ矢を、水曜日のレッスンで18mのデモンストレーションをしてきました。レッスン受講生の方が撮影して下さいました。

             

             

            これはデモンストレーションなので、レッスンで使っている40cm的1枚に6射しています。ほとんど矢を壊すような行為で、シャフトの衝突で鳥羽根がグシャグシャです(笑)

             

            昔はインドア競技はこの40cm的に3射ずつの競技進行でした。60射590点を目指してたあの頃は、インドア競技1試合ごとに2〜3本の矢が壊れたこともあって、インドア競技が好きではありませんでした。今では3スポットを使うので継矢やシャフト破損などはなくなりましたが、当時はエントリーフィーよりも矢代の方が高くつきました。しかしこうした悩みは、真の上達を遂げた者にだけ与えられるもの。当たらない悩みよりは、よほど幸せというものです。

             

            それにしても、久しぶりのアルミ矢です。シャフトが太いのでレストの高さを変えて(今は調整タイプではないのでレストのアームをグイっと手で曲げて調整した(笑))、プランジャーの位置を調整します。このシャフトは私には柔らかいので、プランジャーのスプリングを最強に近い部分まで締め込み、レストからシャフトが乗るギリギリの位置までチップ先端を出しました。シャフトはもう2番手硬いのを使ってもいいのですが、新たに買うほど本気ではありません。

             

            こうして実際に18mを実射してグルーピングを見せて、的面でのシャフトが10点のラインにタッチしているかどうかを見てもらうことで、的が小さいインドア18m競技における太い矢を使うことができる優位性を説明することができました。ただしどうにかして太い矢を使うために、リムの強さを一気に高めたり、自分の適性スパインの数値を大幅に超えた硬さの矢を使うような事をしてはいけません。あくまで自分が扱いこなせるスパインの範囲内で太い矢を使うことができて、ローカルの公認競技会でいつも550点以上が出てトップ3に入るくらいであれば、太い矢がもたらす数点アップの恩恵をこうむることができます。全日インドア目指して頑張ってるような選手であれば、太いアルミ矢を使ってみるのもいいでしょう。

             

            ■※数量限定特別価格 SFハンドル PREMIUM PLUS

             

            好評だったアクシオムプラスライトは完売しました。これまで多くの方にお求めいただきました。こうした買いやすい価格帯の製品を手に入れることができるのは、本当に嬉しいですね。

             

            第2弾は、SFプレミアムプラスプラスのハンドルです。税込販売価格は 18,900円です。

             

            SFからWNSにブランド移行すると、プランジャーとレストが付属しなくなり、値段が高くなります。ハンドル本体はロゴマーク以外は同じ製品ですので、どう考えてもSF製品の方がお買い得です。プレミアムプラスは競技用機材としてかなりの好評価を得ているハンドルですので、上位にステップアップを考えている選手にとっても、これから自分の機材を揃えて行く人にとっても、理想的な選択なのは間違いありません。

             

            無くなり次第終了です。欲しい方はお急ぎ下さい。

             

            ■エリートカーボンフォーム

             

             

            多くの選手が愛用しているフォームコアのカーボンリム、エリートカーボンハイフォームです。こちらもメーカー在庫処分で、税込販売価格は 21,600円です。

             

            奥が柔らかく、丁寧なドローイングと繊細なリリースをマスターするには最適な競技用リムです。よく当たりますので私も好きな製品で、これに近い扱い心地のリムばかりを自然と選ぶようになってしまいました。在庫が少ないサイズ・ポンドもありますが、もしも自分に合う製品が残っていたらラッキーですね。

             

            こちらも無くなり次第終了です。

             

            ■プレミアムカーボンウッド

             

             

            プレミアムカーボンは、ウッドコアのカーボンリムです。税込販売価格は 14,040円です。カーボンリムにステップアップしてみたいと考えている人にとって、懐に優しい製品ですね。

             

            安くて世界中で人気が高かったカーボンリムですが、高額な製品を売りつけたい日本のアーチェリーショップにとって不都合すぎる製品として、ひた隠しに隠された存在でした。しかしながら、このリムは名機です。PSEで5万円程度で販売されてた同じ製品のラベル違いです。この製品がこの価格で買うことができるのは、幸せとしか言いようがありません。スペックとして何ら不満を感じることはありません。これを使って上級者を脅かす存在になって見せましょう。

             

            ただし、リムのメーカー在庫がかなり限られたものになっています。気になる方は一度ご覧下さい。

             

            今週末は東京でのレッスンです。今日はこれから東京に向かって移動です。急に寒くなって体調を崩している人も多いです。健康な身体を正しく養って、免疫力の高い身体を作り上げていきましょう。元気な皆さんとお会いできるのを、楽しみにいたしております♪