週末特別企画

2019.03.01 Friday

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    ヨーロッパのディストリビューターは様々な販促を行って、アーチェリーの輪を広げる啓蒙活動を続けています。その中にフライデーセールがあり、特価品を毎週金曜日に大放出しています。普段はそれほど目立つ機材はなかったのですが、今回は鍛造ハンドルの「ヒート」が大特価になってましたので、当会でのフライデーセールとして取り扱いさせていただきます。

     

     

    もはや説明不要の名機「ヒート」が仰天価格。 この週末だけの特別価格です。これまでよく売れました。使用感がとても好ましいので、私も個人的に気に入って使っています。このハンドルに文句をつけることができる人などいないでしょう。

     

    アーチェリー業界に詳しい人なら知ってると思いますが、こちらのヒートは元々ヤマハのフォージドが元祖です。フォージドを作っていたアルミ冷間鍛造プレスマシンをアーチェリー業界から撤退したヤマハからW&Wが買い上げ、そこから詳しく書いてはいけないのですが(笑)、多くのOEM製品として世界中のアーチャーから高い評価を得続けてきました。

     

    しかしこれも時代の流れです。アルミ鍛造ハンドルは今ではCNC切削での製法が主流です。CNC切削では金型が必要ありませんので安く大量に作ることができ、人員を大幅に抑えることができます。それに製作にかかる作業の安全性の高さに関しては絶対的と言えるほどのものがあります。

     

    恐らくこのヒートが、鍛造プレスマシンでの最後のハンドルになるのではないでしょうか。CNCはアルマイトなので、鍛造のペイントハンドルとしても最後なのかも知れません。アーチェリーの時代を支えた名機が無くなってしまうのは悲しいですね。流れ行く時代を眺めるコレクションとして、床の間に飾る日本刀のごとく一本置いておきたいところです。

     

     

    税抜 15,000円ですから、安物の鋳造ハンドル以下の値段で鍛造ハンドルを買うことができてしまいます。これもおかしな話ですが、フォージドがヤマハの時はハンドル1本が10万円だったのです。ナマクラの文化包丁を買いに行ったら、同じ値段で関や堺の本格的な包丁を買えてしまうような衝撃があります。

     

    前回のリム「イグナイト」と同様に、ディストリビューターの注文受付はたちまち締め切られてしまいますのでお急ぎ下さい。