メディカルチェック 本当に上手くなるための正しい姿勢

2019.07.21 Sunday

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    アーチェリーを始める前に正しい姿勢をマスターすることができていれば、実に簡単に上手くなることができます。ですが、アーチェリーを始める前から姿勢が悪い人がほとんどです。スマホの使いすぎ、オフィスチェア、学校のイス、自宅のソファー、どれもアーチェリーにとって最悪なものばかりです(笑)

     

    自分の体の姿勢は、自分の普段の体の使い方から作られています。各部の筋力のバランス、座り方、立ち方、歩き方、靴底の磨耗状態、利き手、利き足などなど、あらゆる自分の動きが今の体の状態になっているのです。

     

    スポーツ医療チームによるスポーツ障害に関する報告によると、筋力・柔軟性に非対称性があると障害の危険性が増加する傾向がありました。特に肩の内旋可動域の制限が、上肢障害と関連があることが分かりました。

     

    肩を酷使するアーチェリーにとって最も重要なポイントですので、今回のメディカルチェックからは肩関節の可動域測定のみならず、肩関節の各方向への筋力テストを行うことで障害の危険性がどれほど潜んでいるかを確認します。

     

    これまでスポーツ医療チームの理学療法士の先生が行っていた肩関節のエコー(超音波測定)は、スポーツ整形のドクター四本先生によって検査が行われました。エコー検査では肩関節各部の筋肉の状態、それぞれの筋厚の測定、体表からでは調べることができない腱板の損傷状態の綿密な検査が行われました。

     

    肩に痛みの自覚がなくても、射の繰り返し動作を続けることで腱板損傷が生じていることが多いです。他のどのスポーツと比べてもアーチェリー選手に腱板損傷が多いのは、正しくない射の動作を続けてきたか、肩に負担のかかる誤ったトレーニングや適切でない機材セッティングを行ってしまったことによるものです。こうしたことで将来的に肩の痛みを抱えて暮らさなければならないような悲惨なスポーツ障害の可能性を限りなく排除して、理想のスポーツ指導を追求します。

     

    今回からは新たに体組成の測定と足部アライメント測定が加わりました。

     

     

    足部アライメントを測定することで、姿勢の崩れがどの部位に問題があるのかをさらに細かく特定することができます。足だけではなく膝や股関節、骨盤の姿勢の崩れや各関節の負担を調べます。そして体幹筋の安定度を検査して上肢や下肢の動きの不安定につながっていないかを調べます。

     

    TOMOCO(動作解析装置)を使ってドロップジャンプと片足スクワットを行い、前と横から同時に動画撮影を行って、本当に正しい身体の使い方ができているか、筋肉のつきかたのバランス、トレーニングによって得ることができた筋肉が正しく使われているかどうかを調べます。着地動作や片足スクワットで見られる姿勢の崩れは、体幹や股関節、膝関節の筋力や、足のアライメントの異常などが関連しており、障害の危険性が増加します。

     

     

    このように蛍光ボールを体中に貼り付けて、正面と横から同時に動画を撮影します。

     

     

    ドロップジャンップや片足スクワットの方法のレクチャーを受けて、何度か練習してから撮影します。

     

     

    「滑り降りるように着地」の要領を掴むために何度か練習させられて(笑)、本番撮影です。

     

    何名かのレッスン受講生の方が撮影されてるのを見ていて気付かされるのは、筋力の強さ弱さよりも、各部の筋肉のバランスや安定度がどうであるかが重要ということです。次第にふらついたり姿勢に変化が現れるようであっては、どれだけ正確に狙いこんだところで体の状態は常に崩れてしまっているのです。だからどれだけ実射を多く繰り返し続けても、大して上手くならないのです。

     

    多少根性は曲がっていても的中に関係ありませんので、アーチェリー選手にとって理想的な姿勢と本当に正しい身体の使い方だけはマスターしてもらいたいものです。

     

    ■ウレタンフォーム的

     

    先週の東京レッスンは久しぶりに車で向かいました。畳を卒業してウレタンフォーム的とスチールラックに交換です。

     

     

    ウレタンフォームとスチールラックの組み合わせです。入荷したものをそのまま組み立てた状態がコレです。ウレタンフォームを最大3枚重ねすることができます。よほどポンドの高い人がいれば3枚重ねが必要かも知れませんが、レッスンで使うので2枚重ねです。状況に応じて調整します。畳と違ってウレタンフォームなので、部屋で近射してもホコリが舞うことはありません。

     

     

    スチールラックにはワイヤーを通すことで、重量増によってラックが広がり倒れないように工夫されてるのが凄いです。ウレタンフォームは軽いですが、支える2本の支柱から万が一滑り落ちるのを防ぐために、自転車の廃棄チューブを巻きつけて安定度を高めて使おうと思います。

     

    スチールラックに付属されているボルトは、画像に見えるようにすべて蝶ネジです。工具を使わなくても組み立てることができるのですが、軍手を使っても1台分を組むだけで指が痛くなります。

     

     

    このような場合は蝶ネジを着脱できる、ちょっと特殊な汎用性の高いボルトを使うと便利です。おかげで4台のスチールラック組み立ても、電動工具でアッという間に完成しました。

     

     

    レッスン会場に設置したらこんな感じです。いろいろ工夫しながら使ってみようと思います。これで畳の重さからは完全に解放されて実にスッキリした思いです。

     

    矢を射込むことでのワラ埃が舞うこともなく、出てくるゴミの量も激減しました。何よりも的が軽いので子供や女性でも軽々と持ち運ぶことができるのです。矢が抜けにくい時は、スチールラックごと「ヒョイッ」っと床に降ろして抜いてたほどです。この利便性を知ってしまうと、もう戻れませんね。東京レッスンのために運ぶ畳のために、大きな車を所有し続けなければならない呪縛から解き放たれました♪

     

    通常販売するまで少しお待ち下さい。

     

     

    東京まで車で行きましたので、いろいろ積みました。フォーマスターの素材を使って、本格的に姿勢矯正装具を作りました。

     

     

    今回はレッスン受講生の方のミシンを使って、足で踏んで骨格を誘導させるという、強い力に対応できるものを作ります。

     

     

    肩が上がってしまい、自分で直すことができなくなってるような人は、肩に故障を抱えてしまう前にいろいろ工夫して作ってみるといいでしょう。そんな人は肩を下げ続けていることによって肩甲骨を引き上げてしまう上部の筋肉が使われる頻度が下がり、ドローイングの際に次第に肩が上がらなくなりますので試してみましょう。

     

     

    こうしてスタンス幅を広げていくと、肩が下がりきった位置まで下がり、ヒザが曲がってしまうほど体幹を引き下げようとします。これは画像撮影のためにわざとやりすぎているものですが、非常に効果が高い装具です。ホームセンターで売られている素材で安く作ることができますので、上達過程にある人は練習で使って試してみるといいでしょう。

     

    ■正しい姿勢になるための重心ソックス

     

    けいはんな地域での平日レッスンで、同じ会場内でレディースのバドミントンのレッスンをされてる先生から代理店の方を紹介していただきました。パルードの重心ソックスです。

     

     

    日本が世界に誇る世界最高技術のスポーツ靴下製造職人が奈良に集結した会社で作られています。ハイロング 2,700円、ロング 2,500円、ショート 2,000円です。

     

     

    レッスン会場でさっそくサンプルを履かせていただきました。レッスン終えるまで履いて感想を教えて欲しいとの事で、2時間半使わせていただきました。

     

     

    履いてすぐに分かったのは、通常の5本指靴下とはまったく違う高機能靴下だということ。足裏と指の感じ方が素晴らしく、これまでそれほど器用に動かすことができなかった足のすべての指が自分の思い通りに自由に動かすことができるようになったのは衝撃的でした。これまで何を使っても、自分の足の指先が、それぞれこんなに大きく広げることができたことはありません。

     

    シューズの中にはスーパーフィートのインナーソールを入れてましたが、インナーソールがなくてもいいほど足底を支えることができて、それぞれの指先、拇指球、かかと、それぞれに加わる重心位置の変化を容易く感じることができる魔法のようなソックスでした。

     

    足に関してはこれまで多くのお金を注ぎ込んできました。インナーソールはシダスやスーパーフィートをどれだけ作ったかわかりません。それこそ奈良製造の様々な高機能ソックスも使ってきました。コンプレッション系インナーはスキンズにオルカに一般的には売られてないようなブランドも試しました。ランニングもロードバイクもモータースポーツも、フォームやポジションやライディング技術は、プロにお金を払って学んで強くなりました。日常の姿勢に影響するものは、自分が普段使う車のシートはレカロ、デスクワーク用のオフィスチェアも前職時代から長年レカロ、新幹線は京都-東京往復を1年で40本程度のグリーン車移動です。

     

    その中でもこの重心ソックスは最高の姿勢づくりアイテムですね。ロングを試着しましたが、効果絶大。レッスンを終えた時に脱いで、自分の靴下に履き替えてシューズに足を入れた瞬間、「コレはアカン」と思いました(笑)

     

    バドミントンの先生のお話によると、杖を突きながら歩いてらっしゃったお父様が、重心ソックスを履いてるうちに杖なしで歩くことができるようになったとは驚愕!!!

     

    人間が日常生活を続けているうちに失ってしまった身体の本来の機能が、この重心ソックスを使い続けることで簡単に取り戻すことができるのだそうです。ハイロングを履くと首から下のすべての状態を整えますと言われて、自分用にハイロングを購入して一日装着して確信しました。最近運動不足の私の下の娘に履かせると、階段を上がるのが楽になったとの事。上の娘に履かせると「足指メッチャ広がる!」

     

    これは凄いぞということで、さっそく取引をさせていただきました。

     

     

    初回発注は強気の30セットを仕入れました。1セット 2,700円-2,000円なので30セットは本当に強気の仕入れですが、これらはすべて売れてしまいました。

     

    履くだけで、姿勢まっすぐ。
    膝 腰 の悩みを改善!

     

    というメーカーの謳い文句は本当ですね。

     

    立ちっぱなしの人、デスクワークが長い人、営業や移動で運転する人、足がむくむ人、疲れやすい人など、スポーツのみならずあらゆる用途に有効ですね。

     

    身体のパフォーマンスを最大限発揮できる身体は頑張って作らなくても、靴下を履くだけで実現できる素晴らしい時代になったものだとつくづく思います。

     

    靴下以外にもボディケアグッズがあるのですが、今回は姿勢特集という事にしておきます。自分の身体を最高の状態に養って、ケガや故障とは無縁で正確無比な的中を楽しんでください。