メディカルチェックの診断結果

2019.11.15 Friday

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    季節の変わり目と言うか、冬を感じるほどになってきましたね。体調不良の人が増えてきましたが、アスリートがそんなことではいけません。免疫力が高い身体を養って、健康で理想的な身体を作り上げることが、何をするにも最優先課題です。

     

     

    今日もけいはんな地域特産の野菜を買ってきました。我が家の野菜は農家の方から戴いた野菜や幼稚園で栽培している野菜以外、大体はこちらで買っています。農家の方のお話を聞くと、有機認証マークがないだけで実質は有機栽培だったりして面白いです。一般的なスーパーに並んでいる野菜よりも新鮮で美味しくて栄養が豊富で長持ちします。

     

    夕食は妻が作るバランスの取れた美味しい食事を食べてますが、朝食と昼食は自分で作って食べています。自分の身体は自分が食べたものからのみ作られています。骨・筋肉・脳・神経 これらすべては自分が食べたものから作られます。なので自分の身体に必要な栄養素は自分で買いに出かけ、目で見て手にとって確かめ、栄養を引き出す料理を摂り、カゼもひかないほどの免疫力の高い身体を養うことができています。

     

    疲れやすいとか体調崩しやすいのは、食の質・睡眠の質・トレーニング方法 から大きな影響を受けます。食を手軽に済ませていたり、栄養バランスが偏っているのであれば、スポーツを行う以前に根本的に改善してください。ムダに高すぎるアーチェリー機材に高額紙幣をつぎ込むよりも、最高レベルの食事を摂って自分の身体を作り上げることが大切です。アスリートは運動しない人に比べて多くのビタミン・ミネラル・カルシウムが必要です。アスリートが野菜不足ではどうしようもないのです。

     

    食が体と頭脳を作り、質の高いトレーニングが今の自分の身体を作ってきた結果です。先日のスポーツ医療チームのレッスンでは、前回のメディカルチェックの診断結果を受け取りました。レッスン受講生の皆さんの診断結果は、明日以降のレッスンでお渡しします。

     

     

    個別の説明は次のスポーツ医療チームのレッスンで行われますのでご期待下さい。身体の詳細な状態ということでレッスン受講生の方の診断結果を出すことはできませんので、私の診断結果を見てみましょう。私への所見も次回以降に説明を受けますので、まさに見るだけです。とは言ってももう何度もメディカルチェックを受けてる方であれば、大体は内容が理解できると思います。今回からは数値の羅列ではなくグラフでの比較になりましたので、見やすく状態を判断しやすくなりました。

     

     

    肩関節可動域外旋(2nd)左右・内旋(2nd)左右・内旋(3nd)左右・水平内転左右ともに良好です。これら数値が低い人は誤ったフォームの繰り返しによってケガや故障を抱えてしまう可能性が高いのみならず、ドローイングとアンカーが根本的に間違っていて、取り掛けも引き付けも見掛け倒しのハリボテの射になります。

     

    膝関節屈曲・大腿筋力、これらの屈曲と伸展、エコーでの筋厚測定によって、正確な動作を維持するための立位がどのようにしてなされているかを知ることができます。これらの筋肉群を正しく動かすことができるのは、よほど高度なトレーニングを受けた特別な人だけです。この部分を見ると、一般的な人は自然に真っ直ぐ立つことが不可能な状態であるにも関わらず、必死になって実射を繰り返しても、上手くなれないことがわかります。

     

    肩甲帯筋力は僧帽筋下部左右・肩関節外旋左右・内旋左右を調べ、肩甲骨を動かすための筋力と動きの方向域を確かめることで、弓の力を腕力ではなく骨格で支える正確なポジションを見出します。正しいポジションから逸脱してしまうような場合は、個別の状態に合わせてストレッチやトレーニングがプログラムされます。

     

    握力は利き手が多用されていることで左右の筋力バランスが崩れていないかを調べます。握力の強弱はアーチェリーにそれほど大きな関わりはないのですが、私の場合は利き手の左が強く、普段あまり使わない右が弱くなっています。この頃から腱鞘炎だったので弱く出ているのかも知れませんね。

     

    そして棘下筋・棘上筋の左右の筋厚をエコー測定した結果を比較して、身体の中心軸である背骨に対して左右の肩甲骨がどのようなバランスで配置しやすいかを知ることができます。肩甲骨を引き下げる筋肉が弱いと肩が上がってしまい、大きな筋力を使うことによって急激な筋疲労に見舞われてしまいます。そうなってしまわないように肩甲骨を引き下げて、筋力ではなく骨格で弓の力を支えてコントロールしやすいポジションに誘導し、無駄な力を使わない楽な射を完成させます。

     

     

    体幹安定性の高さは5段階中5の最高評価です。まぁ、そうでしょう。体幹の安定性が低ければ、どんな高性能な機材を使っても乱射にしかなりません。身体の中でしなやかさと強さを両立できていれば、アーチェリーなんて実に簡単なスポーツなのです。

     

     

    こちらは関節弛緩性と足の状態です。関節の柔らかさというのはストレッチのような筋肉の柔軟性とは違って、関節の緩みを調べることで、関節を正しく保持するための筋肉を養い、動きの正確性を高めるものです。筋肉の柔らかさによって可動域が広いことと、関節そのものの仕組みが緩いことは意味が異なりますので注意してください。

     

     

    両足でジャンプして着地と片足スクワットを正面と真横から撮影してモーション解析診断した結果です。これらで自分の普段の身体の使われ方が暴かれます(笑)私は前ももを多用するクセが影響しているようです。股関節周辺の筋肉群の筋力低下も影響している可能性アリとの事。ランジと内転筋は誰にも負けないほどの自信はありますが、まだ少し煮詰めなければならない部分があるようですね。

     

     

    前後のバランスを整えることが大切ですね。前もも優位(一般的な人とは逆)でハムストリングス強化の所見です。肩甲下筋の肥厚ありは強固なアンカーと引き付けに重要なことですが、柔軟性の高さを両立させることが大切ですね。全身のストレッチ、人にインパクトを与えるような「見せる」ストレッチはあえて多用する(笑)ので自信がありますが、こうしてスポーツ科学に基づいて調べてみると本当に面白いですね。

     

     

    体組成が加わったのは今回からです。

     

    体重 50.7kg 体脂肪量 7.8kg 筋肉量 39.9kg アスリート体型なので、こんなものでしょう。スポーツ指導に携わる立場の人間が、スポーツ科学トレーニングにおける理想的な身体から逸脱するなど、あってはならない事なのです。

     

     

    最後には個別の所見に合わせたトレーニングメニューが添付されています。全員の診断結果を見ましたが、全員違った組み合わせのメニューですね。このページが多い人、少ない人、同じ身体の状態の人など二人と存在しませんので、メニューはいろいろですね。

     

    私は前もものストレッチ2種類・脚と股関節の強化・股関節の姿勢調整能力の強化・軸足への安定性、前方後方への姿勢調整向上のメニューが渡されました。それぞれに回数とセット数が明記されてますので、早速やってみましょう。

     

    身体の状態が悪くては、どんな高度な技術を習っても体得することができません。身体のバランスが良くない状態で重たい弓を持って強いポンドで実射を続けていたのでは、膝・腰・肩・手首・首など、どこかに必ず破綻を来します。

     

    故障を抱えてしまうようなレベルの低い取り組みからは離れて、最先端のスポーツ科学トレーニングに基づいた合理的な取り組みで楽しく上達して下さい。