京都府アーチェリー連盟指導者研修会

2018.09.25 Tuesday

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    連休最終日はアクアリーナで、京都府アーチェリー連盟の指導者研修会でした。地域連盟・協会としては京都府アーチェリー連盟が日本で最も優れた取り組みを進めています。参加させていただいて本当にありがとうございます。

     

     

    午前中は「怪我をしない体を作るためには」というテーマで、京都の上桂にある平川接骨院/針治療院の院長をされてる柔道整復師森岡先生の講義です。こちらはプロチームから学生までスポーツに取り組む方の治療を行っていて、身体の状態と競技の特性を考えて最適な治療と予防法を提案して下さるスポーツ障害治療のスペシャリストです。

     

    けいはんなアーチェリーで私が実際に筋肉と骨格の動きを見せる指導スタイルにしたのは、森岡先生の最初の講義を受けたことがきっかけです。アーチェリーにおける骨格の正しいポジションへ誘導するための肩甲骨と上腕骨の動きを森岡先生が上半身裸になって、参加者の前で実際の動きをレクチャーして下さいました。まさに百聞は一見にしかず。体脂肪が増えてしまうと微細な筋肉の働かせ方を見せることが不可能ですので、これは森岡先生の他には私しかできないだろうと直感して今の指導に至っています。

     

     

    森岡先生も回を重ねるごとにトークの面白さに磨きがかかっていて、終始笑いの絶えない楽しい講習会でした。筋肉の使われ方の種類をわかりやすく説明して、同じ姿勢や疲労、使い続けることで身体がどのような状態になってしまうのかを解説して下さいました。

     

     

    仕事や生活習慣がもたらす身体の状態がアーチェリー動作にどのような悪影響をもたらしているかという内容は、私たちがこれまで言い続けてきた事と同じです。特にデスクワークでパソコンに長時間向かっている人が陥ってしまう姿勢の変化。頭部・首・肩甲骨のポジション悪化が続くことでのアーチェリーへの悪影響がどのようなものであるかを、参加者の姿勢変化を実例に出して見ることができたのはとても興味深いですね。

     

    スマホを眺めるほとんどの現代人は、普段の姿勢が悪い状態が「普通」の状態になってしまっているからです。それが普通になってしまっているので、どれだけ練習しても上手くなることができません。引き戻しという行為がどれだけ筋肉にとって良くない行為であるかの説明がわかりやすかったです。

     

     

    そして骨格のポジションが正しくない場合です。骨格のポジションがズレているまま射ち続けている人が、どのような痛みや障害を抱えてしまうかを実際の身体の動きを見せながらわかりやすく説明を受けました。やはり正しい射ち方は、ひとつしかありません。

     

    筋肉の状態が悪く柔軟性が乏しい状態では肩甲骨や上腕骨を正確なポジションに誘導することができませんので、肩甲骨を動かす筋肉群の柔軟性の高さがどれだけ大切であるかを説明され、ストレッチや筋トレのレクチャーがありました。私は普段のレッスンで行っているので何ともありませんでしたが、参加した指導者の多くにとってはキツかった様子でした。

     

    こうして指導者がアーチェリーにおける正しい骨格のポジションを学ぶことで、無理や負担を最小限に抑えた指導ができるようになります。どんな射ち方でも同じ射ち方ができれば当たるというような乱暴なものは、故障者を量産する危険なもので完全に時代遅れなのです。

     

     

    正確な射を支えるヒザと下肢筋肉のバランスの重要性についてです。ヒザの動きや下肢筋肉の状態によって骨盤の傾斜角に変化がもたらされます。ハムストリングの柔軟性が乏しいと骨盤が傾斜してしまうので安定した射をもたらすことができなくなってしまいます。

     

     

    ストレッチをしながら改善を目指しますが、立位体前屈を行って固すぎる人は動きが悪く固くなってしまった筋肉の状態を手技でほぐして治療します。動かさないことで固くなった場合は筋肉が皮膚の中でまるでゴボウのような感触の固い状態になっていて柔軟性を失ってしまっています。そのような部分を改善していくことで適正なフォームを目指すことができるようになります。見た目だけを直すようなハリボテのフォームでは正確な動きがもたらされないので、意味がないのです。

     

     

    肩や腰に痛みを抱えている人には姿勢を正して骨格のポジションを正確な位置に誘導できるための治療を行います。会場で実際に治療を受けた参加者の中には感じていた痛みやしびれがなくなった方も見られました。痛みの原因が何なのかをこうして探ることが大切ですね。本当は痛みが出てから治療をするのではなくて、タイトルどおり「怪我をしない体を作るためには」本当に正しい取り組みを進めなければならないのです。

     

     

    いつもお忙しい理事長先生も身体の状態を調べてもらって、身体の状態を優れた状態にするための施術を受けます。

     

     

    常に身体を綿密にメンテナンスしているオリンピック選手ですらも、普段のデスクワークが及ぼす身体への影響に悩まされている部分があるそうです。そうした実際の症例を詳しく教えていただけるのが有り難いです。

     

    京都府アーチェリー連盟で学んで育つ指導者からは、故障者ゼロが当たり前というスポーツ指導の取り組みにしていきたいですね。京都府アーチェリー連盟の取り組みが全国各地に広がることを願っています。

     

     

    アクアリーナのアーチェリー場では、アーチェリー体験会が開催されてました。会場の入口には「アーチェリー体験2時間待ち」という張り紙がありました。家族連れが次から次へと会場に入ってきます。京都でのアーチェリーの人気には本当に驚かされます。多くの人がアーチェリーを始めてくれるといいですね。

     

    アーチェリー人口が減っているという話を多くの地域や様々なクラブから聞きますが、それは面白い取り組みができてないからだと思います。取り組み自体が時代遅れであったり、閉鎖的な特殊な状態であったり、特定の誰かが私物化してたり、指導者に問題があったり、ショップとの癒着があったりなど、人が寄り付かない問題があるからだと感じます。

     

    京都府アーチェリー連盟の取り組みがモデルケースになればと思います。スポーツの競技団体は、そのスポーツを楽しんでくれる人がいてくれるからこそ、存在することができます。アーチェリーをする人を大切にして、多くの人が痛みや故障とは無縁でいられる環境を整えて、どんな人でも意見が言いやすい人間関係を構築して、爽やかにアーチェリーを楽しむことができる日本にしてきたいものです。

    スポーツ医療チームの東京レッスン

    2018.09.23 Sunday

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      昨日はスポーツ医療チームの東京レッスンでした。

       

      スポーツ医療チームの理学療法士海江田先生と私は、このレッスンだけのために新幹線で京都と東京を日帰りで往復しています。他の何かの用事のついでに東京に来ているのではありません。

       

      高度で最先端のスポーツ科学に基づいたスポーツ指導を一般の人が受けることができる指導組織が他にはありませんので、本来はけいはんな地域を活動拠点とする私たちがこうして東京まで出向いてスポーツ医療チームのレッスンを行っています。

       

       

      スポーツ医療チームのレッスンでは、一人一人に長く時間をかけて触診を行います。そうすることでスポーツを続けていることでの筋肉の疲労や自覚のない異常や状態の変化をスポーツ医学的見地から客観的に探し出すことができます。日常生活や仕事や生活習慣での様々な不具合や不安箇所を解消して、それぞれの状態に合わせてリハビリ・トレーニングをプログラムします。

       

      その取り組みが進むにつれて、疲労や痛み、故障などとは無縁の状態でアーチェリーを楽に上達させるのみならず、アスリートとして理想的な身体になり、疲れ知らず・ケガ知らず・病気知らずの強い身体を養うことができるようになるのです。

       

      一年に2回開催されるメディカルチェックでは、スポーツ整形のトクター四本先生による運動器メディカルチェックの診察があり、万全の体制でアスリート育成が行われます。アーチェリーは全身のバランスが整ってない状態では、どれだけ多くの練習量を費やしても上達することができません。アーチェリー競技における理想的な筋肉バランスにするために細部にわたって個別の指導を受け、エコー(超音波測定器)を使って実際の筋肉の厚さを測定してトレーニングの効果を調べます。

       

      間もなくメディカルチェックの診断結果が送られてきますので、結果が楽しみですね。

       

      後期のレッスン募集は、10月21日の日程は締め切りました。10月7日(日曜)のみ、若干名の入会を承ります。入会希望の方は問い合わせフォームにご連絡下さいけいはんなアーチェリーのホームページに紹介してあるにも関わらず、それを読んでないと思えるような質問が寄せられることがあります。どうしても入会したくて、世界最高レベルのスポーツ医療チームによる特別なレッスンを受講したいという方にのみ返信させていただきます。ホームページに記載されている内容をよくお読みになってからご連絡下さい。

       

      正しい身体の使い方ができてない方、身体に故障を抱えてしまった方、ハンディキャップを抱えてらっしゃる方などは随時ご相談下さい。これからアーチェリーを始めようと思っている方や、一般の方、一般のアスリートに関しましては間もなく締め切りますので、お急ぎ下さい。

       

      昨日の東京レッスンではデモンストレーション実射を行いました。海江田先生が骨格のポジションと各部の筋力の使われ方を詳しく解説して下さいましたので、上達が本当に楽ですね。

       

      そして骨格の動きと筋力の出力の調整が容易にできるようになる特別トレーニングのレクチャーを受けて、レッスン終盤では驚くほどの小さなグルーピングを見せる方もいらっしゃいました。

       

      単に意識しているだけや思い込みだけでは身体を自在に動かすことはできませんが、今回のように最新のトレーニングがもたらす、脳→神経→筋肉の新たな指揮命令系統発生のメカニズムで優れた的中が容易にもたらされるのを実際に目にしてしまうと、多くの選手が行ってしまっている自分に合ってるかどうかもわからないトレーニングを行うことや、全員一律なトレーニング、それに実射の量を多く課すということが、どれだけ時代遅れであるかがわかります。

       

      スポーツ科学に基づいたスポーツ指導を行っていると、指導は様々な方法があるという考えがどれだけ間違っているかがわかります。非科学的なスポーツの在り方は太古の天動説さながらであり、そのような不安で中途半端なものに猛進するから痛む肩で生涯暮らしていかなければならないのです。肩は消耗品なのです。ひとたび故障を抱えてしまうと、治療に多大な時間を要します。治らない人も多いです。

       

      スポーツしてたら痛むところのひとつやふたつは誰でもあると言う人になるか、痛みや故障とは無縁でスポーツを生涯楽しく爽やかに楽しんで上達を果たすかの、どちらしかないのです。

       

      スポーツの秋。スポーツ指導のプロフェッショナル集団から本当のスポーツを学んで上達しよう。

       

      ■ヒート 特別価格

       

       

      キネティックの高性能鍛造ハンドル「ヒート」の製造が終了して、メーカー在庫処分になりました。冷間鍛造プレスの高性能アルミハンドルが税込み 2万円を切っています。ヤマハのフォージドから知っている私の年代からすると、在庫処分とはいえ衝撃的な価格です。

       

      サポート選手が使っていたヒートを機材交換したので今では私がそのヒートを使ってますが、実に素晴らしい高剛性アルミハンドルです。昨日のデモンストレーションでヒートを使いました。数年の使用に耐えるどころか、性能の劣化は微塵も感じられません。製造を続けていれば倍の価格にしても普通に売れると思うハンドルですが、近年はモデルサイクルが極端に短くなりましたね。量産していたのでメーカー在庫がまだまだあるようですが、気になる人はぜひどうぞ。

      的紙特価品 新製品レスト・クリッカー

      2018.09.20 Thursday

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        日本でこれまで最も多く使われたブヨンの的紙ですが、公認ではなくなったのでメーカー在庫が特価になっています。

         

        40cm的と40cmバーティカルの2種類を10枚セットでご用意させていただきます。それぞれ10枚ずつのセットで、1セット350円と大特価です。今では公認競技会では使うことができなくなりましたが、非公認や練習には最適です。

         

        ブヨンといえば、クマ射ちです。競技会が終わったあと誰が先に的の角の小さなクマに当てるかを競って、競技会場から駅までのタクシー代を誰が払うか遊んだものです。競技会の順位関係なく当たる人は当たるし当たらないときはいつまでも当たらないもので、私はクマ射ちが苦手でした。競技会よりもコッチのほうが真剣だったは言うまでもありません(笑)

         

        古くなった的紙のモザイクみたいな黄色を狙っているのは良くありませんので、1枚35円をケチらずにインドア競技会へ照準を合わせて準備していきましょう!

         

        ■マグネチックレスト カーボン

         

         

        デカットから新発売のカーボンマグネチックレストです。ハンドルにボルトで強固に固定するタイプですので、両面テープで貼り付けるレストのように両面テープの劣化やシャフトや羽根の接触などで突然脱落する心配がありません。

         

         

        こちらの大きなボルトをプランジャーホールに固定します。

         

         

        カーボンプレートからレストのバーユニットを取り外してみましたが、取り外す意味は特にありませんでした。左のボルト穴にはホーローセットが装着されています。これはレストのバーの突き出し幅を調整するためのものです。カーボンプレートから取り外すことなく調整することができます。

         

         

        このようにカーボンプレート外側から調整することができます。ホーローセットを装着した上からカーボンプレートが覆ってますので、振動でホーローセットを紛失することはなさそうですね。

         

         

        出すとこんな感じです。あまり出す意味はありませんね。

         

         

        このように矢の進行の妨げにならないギリギリの位置にまで調整することができます。試射しながら位置決め調整ができるので、とても便利な機構です。

         

         

        ハンドルに装着した状態はスッキリしています。ハンドルに貼り付けるレストと違ってレストのバーが長くハンドルに対して鋭角なので、もしも羽やノックなどが接触しても当たりがソフトになりますので、レストトラブル防止に優れた効果を発揮できます。

         

        こちらのマグネチックレストはマグネットの引き寄せる力ではなく、反発する側同士の磁力を使ってレストが起きた状態になっています。そのため他のどのマグネチックレストとも異なる素晴らしくソフトなバーのフィーリングとなっています。

         

        土曜日のレッスンと本日のレッスンで使ってみて、大いに気に入りました。もう他のレストを使う気になれないほどです。機材の進化は凄いですね。

         

        この画像に写っているクリッカーは、これから紹介させていただきます。

         

        ■マグネチッククリッカー カーボン

         

         

        デカットのマグネチッククリッカーカーボンです。こちらはクリッカーのブレード本体をたわませた力でクリッカープレートを叩くのではありません。ブレード本体は厚めの変形しないカーボンブレードになっていて、2つのマグネットが引き寄せる磁力によってクリッカーを鳴らします。

         

         

        このようにコンパクトなパッケージになっています。

         

         

        装着するとこんな感じです。クリッカープレート打撃用の小さな金属プレートが先端に付属してますが、カーボン本体での打撃でも大きな音がしますので、使っているシャフトやポイントの形状に合わせて好みの位置に合わせて下さい。板状のクリッカープレートであれば自由度が高いですが、このような丸棒状のクリッカープレートではポイントの邪魔になりますので、もう少し伸ばして使うなど工夫して下さい。

         

         

        クリッカーを上げきると2つのマグネットが見えます。マグネットクリッカーはマグネットが引き寄せる力を使ってますので、マグネットがマグネットから離れると引き寄せる力が弱まります。板バネ状のクリッカーではハンドル本体から離れると力が強くなりますが、マグネットでは弱くなります。

         

        マグネチッククリッカーはポイント先端を挟んだ状態では弱い力でポイントを保持してますので、板バネタイプのようにクリッカーが鳴った瞬間のレスト落ちの可能性がなく安心して競技に集中することができます。

         

         

        フルアジャスタブルですので、好みの位置に動かすことができます。ボルトでガッチリ固定するタイプで、カーボン製の厚みのあるブレードはアルミのマウントベースに垂直にはまる設計になっています。そのためブレードが左右に動いてしまうことがありません。ケースの中でクリッカーの位置が変わってしまうことがありませんし、何かの拍子に位置が変わってしまっている心配をしなくていいのが嬉しいですね。

         

        新製品の多くは色や形や素材が違うだけで結局はどれも似たような製品ばかりでしたが、最近はかなり考えて作りこんだ製品が多くなってきましたね。ユーザー目線に立ったものづくりをしてくれて、買いやすい価格帯でリリースしてくれるブランドには感謝しかありません。

         

        何よりもこのクリッカーの動きの緻密さと、このギミックの面白さ、素晴らしさには感心します。板バネクリッカーを卒業して、マグネチッククリッカーカーボンを是非とも使ってみましょう。

        新製品ラッシュ タブとプランジャー

        2018.09.17 Monday

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          この三連休は関西でのレッスン。次の三連休は東京でのスポーツ医療チームのレッスンと、京都府アーチェリー連盟の指導者研修会。その次の週末は関西でのスポーツ医療チームのレッスン。その次の週末は東京でのアーチェリーレッスン。平日もほとんどが水曜日にレッスンがありますので、レッスン三昧です。スポーツの秋ですので私は指導者繁忙期です。

           

          スポーツ科学の最先端の知見がもたらされてますので、学びについてこれない指導者はどんどん時代遅れになっています。もうすぐ日本でオリンピックが開催されますが、指導者のほとんどは役立たずな状態に憂いています。

           

          それにしても、買いやすい価格帯の高性能機材が溢れる時代になりました。こんな今でもアーチェリーを始めるのに数十万円かけさせられている人たちが可哀想で仕方ありません。

           

          今では総額10万を大きく下回る金額でトップレベルの製品を揃えることができます。しかしアーチェリーを始める最初の頃は、その価格帯の製品すら必要ありません。精密に的中させるための身体能力が遠く及ばないからです。

           

          必要なものは防具類やボウスタンド・ハンドル・レスト・プランジャー・矢・クイーバー・サイトくらいなものです。当会ではレンタルリムがありますので、無理にリムまで揃えることもありません。というか、最初の頃は用品類は一切必要ありません。

           

          アーチェリーは射ち続けていれば当たるようになるというものではありません。単に実射を繰り返しているだけで上手くなるのであれば、全員が上級者になっているハズです。しかし誰もが驚くほどの的中を見せる上級者は、ほんの少数に限られます。それがなぜなのかを、よく考えてみることが大切です。

           

          現代の最新機材は、初心者や中級者が扱いきれるシロモノではないのです。身体の性能が世界最高レベルになって、はじめて機材の素晴らしさを知ることができるのです。車であればアクセル踏んだら踏んだだけスピードを出すことができますが、スポーツにおけるエンジンが自分の身体である以上は、しょぼいエンジンでは高性能機材に設計された性能を引き出すことは不可能なのです。免許も持ってない素人がF1マシンを走らせようとするのと同じです。

           

          がむしゃらに射つだけのアーチェリーではなく、アーチェリーが上手くなるための科学的で合理的な取り組みを行い、故障や痛みとは無縁で上達を果たしましょう。レッスン入会希望の方は問い合わせフォームにご連絡下さい。

           

          ■デカット 新製品レザータブ

           

           

          デカットから高性能レザータブが発売されました。プレートやパーツ類の質感が格段にアップして、付属するパーツも高機能化して調整範囲が広くてさらに扱いやすくなっています。アンカーパットがベースプレートの中をスライドさせる形状になってますので、多くの実射数をこなしても緩んだり動いてしまうことがありません。競技中にアンカーパットが緩んでいるのに気づいたということにはなりませんので安心ですね。

           

           

          カントピンチの形状は従来の製品を踏襲しています。人間工学を考え抜いた形状になってますので、中指がシャフトを動かしてしまう心配がありません。だからと言って丁寧な取り掛けをしなくてもいいのではありません。正しい取り掛けができている人はほとんどおらず、ほとんどの人はストリングを握って引っぱってしまっています。我流ではなく最新のテクニックを学ぶことが大切です。

           

           

          裏側から見るとこのようになっています。皮革を無駄に多く使わない設計は理想的ですね。これならコードバン皮革をムダに消費することになりませんので、タブと一緒に新喜皮革のコードバンを注文してみましょう。正しい取り掛けをマスターすることができている選手はコードバン皮革を使ってみるのがいいですね。タブに装着されているレザーは使わずに型取りとして保管しておきましょう。ただし取り掛けが正しくない人にはコードバンの意味はまったくありません。上級者用の機材は上級者しか扱いこなすことができない典型的な素材がコードバンです。

           

           

          こちらはガンメタのSサイズです。ヨーロッパのSサイズはこんなに大きいです。私の中指の長さは8.5cmですが、Sでも大きいのでカットしなければ使うことができないほどです。ほとんどの人はSサイズなのではないでしょうか。

           

          アンカーパットの形状はアゴに当たる部分の形状が工夫されてますので、アンカーパットを使うことで出血したり皮膚を傷めていたような選手は一度使ってみるとイイでしょう。アンカーパットを使うことができたほうが高得点を出すのが楽なのは間違いありません。

           

          ■デカット マイクロプランジャー

           

          これまで大人気だったデカットの競技用プランジャーですが、新製品のマイクロクリックプランジャーが発売されました。私はこの製品のひとつ前のデカットの競技用プランジャーを使ってますが、デカットの使用感に慣れてしまうと、もうバイターには戻ることはできません。

           

          「バイターなんて高いだけやで」と言ってるのに買う人が結構いるので販売してますが、高級ブランドというだけで現代では時代遅れで、もはや品質の低い部類に入る高級プランジャーを有り難がって使っている人の気が知れません。バイターのような高い製品が売れるので有り難いのですが、バイターよりもデカットが売れると私は儲かりませんが、お金は賢く使ったほうがいいと思います。高いほうが良いのではありません。

           

           

          これまでのバイターとデカットはよく似ていてゴツゴツした感じでしたが、こちらはエレガントでスタイリッシュな形状です。こうしたスマートな形状は好ましいですね。長くて安定したストロークを生み出す金属製の専用予備チップと、スプリングが数本入っています。

           

           

          豪華なケースに収納されてます。1万円以上する高級プランジャーを超える豪華ぶりです。

           

           

          スロットナットはホーローセットを両側から固定する方式を踏襲しています。多くの製品が1点での固定ですが、それでは固定が不安定で次第に衝撃で緩んでしまいます。しかしこうして両側から固定することで安定性が格段に上がるので安心ですね。こうした部分に手を抜かない姿勢が好ましいです。

           

           

          スプリングのテンションは130段階のマイクロクリック方式です。本体の両側にテンションゲージが設けられているので完全にバラして分解清掃しても組み付けの再現性が高く、これは調整するときにも非常に助かります。チューニング地獄に陥らないために有り難いシステムですね。スプリングの動作範囲がどこからどこまでかが可視化されれますので、扱いがものすごく簡単になります。

           

           

          プランジャー本体とシリンダーは別々の構造になっていて、このように分解することができます。シリンダーのスレッドがないベース部分に半球状のくぼみが左右に設けてあり、そこに本体左右のホーローセットを締めて完全固定されるようになっています。プランジャーのスプリングの強弱に一切の変化を生じさせることなくシリンダーとピストン(チップ)の分解清掃を行うことができます。これはスゴイです。これならチップを取り外して誰でも頻繁に内部を確認することができますね。

           

           

          本体のこのホーローセットを緩めるとキャップが外れて、マイクロクリックダイヤルとテンションゲージを取り外すことができます。

           

           

          マイクロクリックのダイヤルキャップの中は、スプリングとクリックロック用のベアリングが2セット仕込まれています。長期の使用でベアリングとスプリングが痛まないようにグリスアップされています。普段からこの部分を分解することはありませんので、ここは1年に一度のオーバーホールの時だけでいいでしょう。

           

           

          キャップを取り外すとテンションゲージを引き抜くことができます。ははぁ、なるほど、これはマイクロクリックダイヤル内部に細かい砂や粉塵などの微粒子や水分が浸入しない設計になってますね。マイクロクリック部分をメンテナンスフリーにしたかったのかも知れません。

           

           

          このシリンダー状のテンションゲージを固定するシャフトは逆ネジになっていますので、スプリングを緩める方向へマイクロクリックダイヤルを回転させても、テンションゲージが緩まない構造になってました。これを考えた人はスゴイです。

           

           

          マイクロダイヤルのボールロッキングはこの刻みに合わさることでクリック感を出しています。多くのプランジャーではボールは1個ですがこれは2個で固定するので何かの拍子に簡単にダイヤルが動いてしまうことがないのが嬉しいですね。軽いクリックで「カチッ」と固定できるのが小気味良い感じです。

           

          数千円のプランジャーの方が一万円のプランジャーを超越しているのが面白いですね。製品は高ければ良いのではありません。永遠に進化しない高級プランジャーを捨てて、デカットのマイクロプランジャーを使ってみることをオススメします。

           

          ■スポーツの秋

           

          ようやく酷暑も終わってスポーツに快適なシーズンになりましたね。スポーツが活発な時期もあって注文が増えています。ギャラクティックやヴォルテージがかなりのペースで売れていて、メーカー在庫が完売になっているポンド・サイズが多くなってきました。

          どうしようかと考えているうちに完売してしまいますので、お早めにご注文下さい。

           

          考えているうちに終わったといえば、アバロンの限定企画「テックワン カーボンシャフト 限定企画」です。メーカーの特別オファー分の販売は終了いたしました。こうした最大瞬間風速的な特別企画は数日で終了することをお伝えしていたにも関わらず、チャンスを逃して後悔する人が非常に多いです。

           

          賢い競技者は数ダースまとめてシャフトカットありで注文されてました。こうした超高性能カーボン矢は上級者以外が使うものではありません。上手くなると矢同士の接触で、一年で数ダースの矢を消耗させるのが当たり前です。普通は2ダースや3ダースでのまとめ買いになります。1ダースの注文の多くは初心者・中級者レベルで間違いありません。こんな高い矢を的じゅうにバラ撒くよりも、自分の矢を自分で作れるようになって、どのスパインが自分に最も適したサイズかを熟知するようになってから、こうしたグレードの矢を使うようになることが大切です。

           

          自分がどのスパインを使ったらよいかがわからない人や、自分で自分の矢を作ることができないのであれば、まずはタイロ完成矢製作キットを買って、カーボン矢の基本的な知識を会得しましょう。本当に上手くなりたいのであればアローカッターやストリングジグを持ってて当然のスポーツなのに、自分専用のフレッチャーを持ってない・センターサービングを巻くことができない・ノッキングポイントを付けることができないなど論外です。そのままではアーチェリーのことを理解できませんので、理解できてないスポーツを一生懸命になって取り組んでも永遠に進歩しないのです。

           

          秋の夜長。最低限、自分の矢くらい自分で作れるようになってください。

          メーカーからのスペシャルオファー

          2018.09.13 Thursday

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            アバロンからのスペシャルオファーです。特別企画ですので、数日限りの期間限定です。

             

            ■競技用カーボンシャフト「テックワン」

             

            テックワンはシャフト精度0.001インチという真直精度を誇る究極の競技用シャフトセットです。インサートピンが付属して1ダース 5,618円というビックリ価格になります。恐らくこの週末でメーカー在庫が完売するでしょう。

             

            高性能なシャフトを探している人や、同じ長さに揃えるために数ダース分を買い置きしておきたい競技者はチャンスです。週末を待たずしてメーカー完売する可能性がありますので、お急ぎ下さい。

             

            ■ハードケース「テックワン」

             

            ハードケースの定番「テックワン」です。 18,727円という特別価格です。こちらもメーカーのスーパーセールということで、期間限定となります。メーカー在庫がなくなり次第終了です。

             

            ソフトケースのバックパックの方が圧倒的に機動力が上がり、両手がふさがらないことで大変便利です。しかし飛行機を使っての海外遠征が多い選手や、用品類の収納の関係でハードケースを選ばざるを得ない人も中にはいます。

             

            高額なハードケースを買うことに迷っていた人にとっては最高のタイミングです。国産のペナペナで壊れやすいハードケースと違って、こちらのケースは日本の運送状況とは天と地ほど異なるヨーロッパでのムチャクチャな(ほとんど投げてる)運ばれ方を想定して、「ハード」なケースです。大切な機材を安全に運搬したい人にはオススメです。

             

            シャフトもケースも、メーカーでの期間が終了次第、またはメーカー在庫が完売次第終了ですのでお急ぎ下さい。