最新機材の凄さ

2019.03.12 Tuesday

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    衝撃的な話が2つ・・・

     

    ひとつは、タイロ完成矢のシャフトカットは接着されているポイント部分を含めてシャフトカットするために、新品のポイントを1ダース分別に用意しています。そのためポイント1ダース分の原価相当388円を送料に上乗せしなければならないハズのところを、宅急便送料と三角ケースの代金のみで発送しまっていた方が多数いらっしゃるのに気づいて愕然(笑)そんな幸運な方々は、自分が得をしたことなど気づかないと思いますが、数件調べてみたら、あの方にも、この方にも・・・まぁ、いいのです。プレゼントです♪

     

    もうひとつは最近話題の革命的価格破壊のCNCアルミ鍛造ハンドルです。日曜日の東京レッスンの時にその話題で盛り上がりました。レッスン受講生の方の中に、ごく最近になってこうしたシリーズのハンドルを買われた方がいらっしゃって、周囲の方が「あれっ!ハンドル変えたんですか?」と気づいたのです。そのCNCアルミ鍛造切削の最新のハンドルの値段が1本2万円程度と知ると「今までのは一体何だったんですか!」と驚かれてました。

     

    レッスン受講生の皆さんにはこうした製品の製造原価、流通にかかる経費、メーカーからの仕入れ価格、ディストリビューターの利益率、製品購入時に支払う輸入消費税、販売する製品に含まれる製品ごとの利益などのすべてを説明しています。

     

    なのでOEMメーカーが各ブランドに出荷してエンドユーザーが購入するまでに、それぞれどこでどれだけの搾取が行われているのかを知ることができます。高額ブランドだから高級品なのではありません。同じメーカーの同じ機械から作られた、同じ素材のデザイン違いというだけの、中身は同じ製品なのです。

     

    ブランド名が違うだけで高額すぎる費用の内訳がどのように消えてしまっているかを理解することができますので、実に賢い機材の購入の仕方を身に付けることができるのです。知らなければ4-5倍もの高い金額を払わされるのです。どうかお金の使い方に賢くなってください。

     

    最近はメーカー発注してから届くのが早くなりましたね。今回の荷物は、まさか浙江省から直接送られてきたのかと思うほど(笑)

     

     

    こちらはアルミ鍛造ハンドル史上最強剛性のユニゾンです。

     

    切削は段階的な肉抜き形状になっている細やかさで、肉抜きしすぎることなく穴の細かさと配列の工夫によって横風の影響を最小限に抑え、鍛造素材の究極の剛性の高さを確保しています。

     

    いつまでも眺めていられるほど美しいウッドグリップは最先端の人間工学に基づいて形づくられた専用品で、グリップに当てる手の平と腕の力を脱力させる最新の射法に最適な形状です。手に力を込めてなければ手根骨の形状に合わせて、確実なる水平を保つことが最も容易な形状に仕上げたと聞いてましたが、まさにピッタリ決まるのが本当にスゴイです。

     

     

    こちらの製品も生涯保証が付属します。当会からお買い上げのユニゾンは、当会からお買い求め下さいました方に生涯保証を受けることができますので安心ですね。

     

    ディストリビューターの担当者とやりとりをしていて最近特に話題に上るのが、SANLIDA と TOPOINT がアーチェリー業界の2つの巨大勢力として従来の構図を完全にぶち壊す流れだろうという話です。

     

    SANLIDA は中国のアーチェリー製造メーカーとして世界最大でした。世界のほとんどと言っても過言でないほど、世界中のハンドルをOEM生産してそれぞれのブランド名がプリントされた製品を出荷していました。

     

    TOPOINT は近年に11台!もの最新のCNC切削マシンを揃えて猛烈な量産体制を築きました。こうして SANLIDA に匹敵する製造拠点となったことで、これまで高額だったCNC切削の高剛性アルミ鍛造ハンドルが安く大量に作られるようになったのです。このCNC切削アルミ鍛造の大規模生産によって、アルミ鍛造は冷間鍛造プレスマシンでの生産に幕を閉じました。

     

     

    これは何とも感慨ぶかいですね。製造メーカーがユーザーマニュアルとして自社を公開する貴重な瞬間に思います。TOPINT はニンボー北区にある「頂点戸外体育用品」という会社です。莫大なコストを投じて、誰もが買いやすい価格帯で超高性能機材を手にすることができる願望を叶えてくれた素晴らしいメーカーです。

     

    もともとはOEMがメインでしたので、様々なブランドからのオーダーを少量ロットで瞬時に細やかに対応することが得意です。TOPOINT では図面のデータを受け取ってからサンプルを出荷するまで3日以内という俊敏なフットワークです。中国メーカーがグローバルに完全に追いついた証拠ですね。

     

     

    最近のCNCアルミ鍛造ハンドルはデザイン性が高くて素晴らしいですね。ロゴマークも洗練されています。高いからどう、安いからどう、という概念を完全に覆してしまう究極の革命を起こしてしまいました。

     

    今回 TOPOINT が自社ブランドのリカーブハンドルの発売予告をして、サンプルの画像を見てから実際の発売までに10ヶ月かかりました。私たちがこれまで使ってきた製品に対する様々な意見を積極的に取り入れることで、ブランドの力を高めていきたいと考えたようです。

     

     

    それがこちらです。リムソケットのピンが入り込むロケーター内の小さな穴の深さが浅くなり、リムの取り外しがかなり改善されています。振ったらリムが抜けるほど弱くなく、絶妙な着脱感になりました。これは使い勝手が良くなりましたね。

     

    不意の脱落による事故を防ぐためとはいえ、装着したリムが本当に抜けないという事態では困ってしまいます。このような小さな部分ひとつにしても、ユーザー目線での製品づくりをしてくれているのが伝わって嬉しいですね。

     

     

    フルセットでご注文の方には、ご希望があればセットアップは無料です。各部を調節して弦にノッキングポイントを接着いたします。組み立てただけでそのまま実射ができる状態にしておりますので何の心配もいりません。

     

    生涯保証が付いた最近のCNCアルミ鍛造ハンドルは本当に素晴らしいですね。おかげで鋳造ハンドルの注文はなくなってしまいました。鋳造ハンドルは消え行く運命になるのでしょうか。鋳造ハンドルが作られなくなってしまったら、特別サポート販売セットは恐るべきラインナップになってしまうのでしょうか?(笑)

     

     

    「フーツラで勝つ!コンプリートセット」の販売が始まったと同時に、それまで一定の注文があった特別サポート販売セットの注文がピタリと止まりました。今ではフーツラのセットばかりです。まぁ、本当のところはお金に本当に困っていてアーチェリーを始めることができない人なんて、実際には存在しないと考えて良さそうです。特別サポート販売セットの注文が止まってますのでゴールデンウィークまでに中止か継続かを決めようと思います。フーツラのセットが4万円台なのが凄すぎるのですね。

     

    フーツラのセット内容変更依頼については、リムをレンタルリムではなくカーボンリム購入に差額変更したり、その際にストリングをファーストフライトなどに変更するという方が少なからずいらっしゃいます。中にはロッドの追加や差額変更された方もいらっしゃいます。本当に必要なのかどうかは私の知るとろこではありませんが、こうしたご要望にもお応えいたしておりますのでご活用下さい。

     

    暖かいのもあって今シーズンは寄せられる注文が多いですね。買いやすい価格帯の高性能品を使って、ラクに楽しく上達してください。

    新製品ラッシュ

    2019.03.08 Friday

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      いよいよ本格的な春を迎えましたね。本格的なシーズン入り直前に製品を購入される方が多いです。3月に入ってから、寄せられる注文の数が1月2月とは比較になりません。

       

      今年は皆さんのスタートが少し早いのでしょうか。暖かい日が続くとアーチェリーが楽しくて気持ちがいいですね。

       

      超高性能競技用ハンドルの新製品ラッシュです。

       

       

      TOPOINTの「ユニゾン」です。22,032円という衝撃的なプライスがついています。

       

      こちらは鍛造アルミ合金のCNC切削ハンドルで、ユニゾンはアルミ製ハンドル最強の剛性の高さを誇る競技者専用機材です。ハンドルサイドに設ける穴の配置を工夫することで横風の影響を最小限に抑え、更なる剛性アップに寄与しています。

       

      恐るべき高性能機材でありながらも買いやすい価格帯なので、初心者から上級者までこれ1つあれば大丈夫という非常に優れた製品です。メーカーに在庫になった途端に世界中から注文が寄せられている様子です。早々にメーカー在庫が残り僅かとなってるカラーが出てきました。

       

      カラーバリエーションは多いですが急激な人気の高まりを見せてますので、予想よりも早めになくなってしまうかも知れません。本格的な競技用ハンドルを探している人はお急ぎ下さい。

       

      現在右用のみの生産となっております。左用が入荷するかどうかは未定です。

       

      TOPOINTからは3Kカーボンを使用した超高速リムの発売が計画されているようですが、販売がスタートする日程はまだ明確ではありません。「驚くほど高性能」で、「呆れるほど低価格」なのだそうです。楽しみですね。

       

      アーチェリー用品一式の総額が10万円を大きく下回る金額で、世界トップレベルの選手が使う機材と同じ性能が揃うという、凄まじい時代になりました。

       

      買いやすい価格帯の超高性能機材を使って、上達のステップを駆け上がりましょう。

       

      ■新年度募集のご案内

       

      東京レッスンと関西レッスンは春から、それぞれ2回に分けて入会を希望される方の新年度のレッスンをスタートいたします。

       

      東京レッスン(東京都清瀬市)

      1 3月23日(土曜)

      2 4月20日(土曜)

       

      けいはんな地域レッスン(奈良市)

      1 4月27日(土曜)

      2 5月2日(木曜)

       

      けいはんな地域では毎週水曜日の午前中に通常レッスンを開催いたしております。土日参加が難しく水曜午前での参加を希望される方がいらっしゃいましたら問い合わせフォームにお申し込み下さい。

       

      入会を希望される方はご希望の日程を問い合わせフォームにお申し込み下さい。問い合わせフォーム内のすべての記載事項をご記入下さい。痛みや故障を抱えてしまっている場合などは備考欄にご記入下さい。お名前・メールアドレス・年齢・住所の記載がない場合は返信いたしませんのでご注意下さい。

       

      入会メンバーは機材のレンタルは無償です。これからアーチェリーを始めたいと思っている方は、アーチェリー用品を何も持ってない状態でレッスンを進めることができます。特に最初の頃は買い揃えなければならない用品類はそれほどありませんし、何も持ってない方には入会時にタブ・アームガード・ストリングをそれぞれ新品を無償で差し上げております。最初からいきなり高額なアーチェリー用品一式をショップで買わされることにはなりませんので安心です。

       

      アーチェリーは一度始めると「もっと上手くなりたい」と誰もが思うようになります。しかし最初の頃に誰から何を習ったかが真の上達を遂げるか決定づけてしまいます。最先端のスポーツ科学に基づいたスポーツ医療チームのレッスンを続けることで痛みや故障と無縁の身体で上達を遂げて、爽やかで楽しいスポーツライフを過ごしましょう。

      コードバンタブとプランジャーの大特価

      2019.03.06 Wednesday

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        もはや事件レベルの大特価です。SFのコードバンタブとアバロンのプランジャーの一部を特別価格でご用意させていただきます。

         

        ■コードバンタブ

         

         

        SFフィンガータブエリートコードバンが何と 1,998円!交換用コードバン皮革(2,203円)よりも安いというビックリ価格です。SFというブランドをやめてしまいましたので、ディストリビューターの在庫がスペシャルプライスになりました。

         

        これまでレザータブを使ってきた人は、コードバンのタブを使ってみるものイイですね。競技者のスペアタブとして、同じタブを2個持っておく最高のチャンスにしか思えません。2個買っても4,000円以下なのですよ。こんなチャンスは二度と訪れることはないでしょう。

         

        コードバンのタブは、ほとんど一生モノレベルの耐久性の高さを誇ります。上級者へのステップアップとしてこの機会を活用して下さい。

         

        ■大特価のプランジャー

         

         

        もはや説明不要の定番プランジャー「クラシック」です。ランニングチェンジ前の製品があったのですべて買い占めました。買い占めたと言っても2個のみでしたが(笑)

         

        安すぎて値段を書けません・・・

         

        ■ウッドグラスリム

         

         

        WNSのウッドグラスリム「アクシオムα」がメーカー在庫処分の大特価になっています。8,964円と、これまたビックリ価格です。

         

        初心者指導用の備品として揃えるのもいいかも知れませんね。ステップアップ用、指導組織のレンタルリムなどにも最適です。必要なサイズがあればお急ぎ下さい。

         

        暖かくて春らしくなってきました。暖かさが増すにつれて様々な用品類の注文が増えています。最近になってカーボン矢の注文が多くなってきました。今年はクラシック完成矢と各種完成矢製作キットの注文が多いです。買いやすい価格帯の製品を使って楽しむことができるのが嬉しいですね。

         

        本格的なシーズンは目前です。自分の矢は自分で作れるようになって、一人前のアーチャーになりましょう。

        フレッチャー・アーチェリー専用接着剤セット

        2019.03.04 Monday

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          オフシーズン期間中は個人や様々な団体からストリング製作関連と、デカットのフレッチャー・接着剤のセットに、数多くの注文が寄せられました。日本のアーチェリー界にとって非常に良い傾向になりつつあるのを感じます。

           

          アローカッターはこの冬メーカー在庫がなくてほとんどご用意することができなかったのが残念ですね。ですがショップに依存せずに自分たちの集団の中で自治的に幅広く活動ができるようにすることが大切です。クラブや指導組織の中で矢を作ることができること、ストリングを作ることができることが、アーチェリーを行うための最低条件なのです。

           

          デカットのフレッチャーは恐らく日本が世界で一番売れたと思えるほど売れました。フレッチタイトプラチウムとのセット企画でディストリビューターの在庫をすべて買い尽くし、自分の羽はすべて自分で貼ることができるようになりたいと願う日本のアーチャーに届け続けました。急激なペースで販売してしまいましたので、しばらく欠品状態が続いています。

           

          ■フレッチャー・接着剤セット

           

          フレッチャーが欲しいという問い合わせが多いので、アバロンのフレッチャーで接着剤のセット企画をスタートいたします。

           

           

          こちらがアバロンのフレッチャーです。買いやすい価格帯の定番ですね。羽根をはさむクランプにはボルトが装着されていて、鳥羽根などの繊細な羽をクランプの力で痛めてしまわないようにクランプ力を緩和させることができる機構になっています。フィルムヴェインやゴム羽根を貼る場合はこのボルトを回す必要はありません。

           

          接着剤が固まるまでに強固に保持するために、フレッチャー本体のマグネットは非常に強力になっています。フレッチャーの台を手でしっかり押さえて固定した状態でクランプを近づけて下さい。油断して台を手で押さえずにクランプを近づけると、マグネットの力で台がクランプに飛びついてきます。何度か使うと慣れますがビックリします、というか面白いです(笑)

           

           

          付属の接着剤はフレッチタイトではなく、AAE のアーチェリー専用接着剤です。こちらはフレッチタイトプラチウムとは比較にならないほど瞬く間に接着が完了します。これを使えば6連フレッチャーではなくとも、非常に短い時間で1ダース分の羽根を貼ることができるようになります。低温で乾燥している部屋では時間がかかりますので、暖かい場所で接着して作業性を高めましょう。

           

          ■競技用フルアジャスタブルレスト

           

           

          アバロンの新製品、競技用フルアジャスタブルマグネチックレスト「テックワン」です。選ぶことができるカラーが多いのが嬉しいですね。このクオリティの高さで 1,212円という驚きの価格です。このレストは今年のヒット作間違いないでしょう。

           

           

          こちらのレストは昨年のヒット作スタークのマグネチックレストをベースに進化させた製品です。レストのバー形状に工夫が凝らしてあって、最新の高速極細カーボン矢に対応しやすい設計になっています。この春からスカイロンを使って長距離デビューする人にとっては得点アップに多大なる影響を及ぼしてくれそうですね。アバロン製品はこうした最新事情に瞬時に細やかな対応をしてくれるので本当に助かります。ここまでしてユーザー目線での製品作りをしてくれるメーカーは他にありません。

           

          デュアルマグネット方式ですので、マグネットの固着が強く感じる人はマグネット部分にテープを貼るか、片側のマグネットを取り外すなどして工夫してみましょう。

           

          実射してアジャスタブルレストが動いてしまう場合は使用シャフトのスパインを見直して下さい。シャフトが固すぎて矢の後部が激突している場合や、柔らかすぎてクリアランスが確保できないような状態のまま使い続けていると、レストは破損します。まれにレストバー折損の話を聞きますが、それはレストに問題を抱えているのではなくて、使っているシャフトのスパインが間違っている可能性があります。こちらのレストには予備バーが付属してますので、もし折れても単にバーを交換するのではなくて、異なるスパインを試して本当に自分に合った状態の組み合わせでお使い下さい。

           

          ■ストリンガー

           

           

          スタークからストリンガーが新発売です。 アッパーチップ用のキャップは小さく設計されてますので、近年のスピード重視の競技用リムに多くなった細身のリムや小さく設計されたチップに使いやすいものになっています。必ずストリンガーを使って、日本のアーチェリーからストリング着脱時の事故を撲滅しましょう。

           

          ストリング装着の際に重大な事故を起こすことが多いです。初心者と上級者ではほとんどありません。2年目以降の中級者が最も危険です。慣れてきた頃に大怪我をしています。ストリングを装着する基本的で非常に大切なことが忘れ去られているようなので記しておきます。最も多い事故はストリンガーを使わない方法でのケガが圧倒的に多いのですが、誤った方法を続けていると突然事故に見舞われることがあります。正しく使うことができていれば起きない事故ばかりです。

           

          ブログに何度も書いてますが、私も過去にストリンガーを使わないで装着していたのですが、それを真似ようとした人が失敗してケガをしたのです。その瞬間、人の前でストリンガーを使わないで装着してきたことが、どれだけ悪影響を及ぼしてしまっていたかを知ったのです。以来猛省して、必ずストリンガーを使って着脱するようになりました。誰が見ていても見ていなくても、ストリンガー以外での方法でストリングを着脱することはありません。

           

          ストリンガーの寿命は特に定めがありませんが、ストリンガーはロープを靴で地面に踏みつけて使います。見た目がそれほど古く感じられなくてもロープは5年を超えて長く使わないで下さい。引退した先輩などからもらったようなものを使うのはやめましょう。

           

          ストリンガーは屋外で土足で踏みつけて使っていることが多いです。少なくとも週に一度は洗って下さい。あまりも不衛生です。

           

          ケースの中で絡んで結び目ができてしまったロープは、必ず結び目を解いてから使用して下さい。結び目ができてコブ状になった部分を踏み続けていると、ロープが突然破断した衝撃で金属製のハンドルを顔面に激しく殴打します。アゴの骨を砕いて流動食生活を余儀なくされた人もいます。結び目ができないように保管状況には常に気をつかい、グシャグシャにケースに放り込むようなことはやめて下さい。

           

          ロープを踏む前に、周囲に人や機材などが近くにないかを確認して下さい。インドアの競技会場などで十分なスペースを確保できないような場合には、「弦張ります!」と周囲に一声かけるといいでしょう。

           

          ロープを踏む前に、ロープがリムの真下の状態であるかを目視で確認してください。ロープがリム横の状態のまま踏んでしまうとリムは破損します。破損で返却されたリムを確認すれば、それがストリング装着が原因であるものか、すぐにわかります。製品瑕疵ではなく、取り扱いの問題が原因であれば保証対象外となってしまいます。正しい取り扱いができていれば、リムはそうそう壊れるものではありません。

           

          下リム側の大きなキャップを被せる際に、ストリングのループを溝からずらしてしまっていないかを確認して下さい。ロープを踏んで上側のループを装着した際に下側が外れてしまう場合は確認不足の危険な装着を行ってしまっています。確認は「絶対」です。たった一度の確認不足が原因で、自分が大怪我してしまうかも知れないからです。

           

          ストリングを張る時にリムに顔を近づけてはいけません。ジュニアや女性、それに小柄な男性のような、リム先端のチップに向かって手が届きにくい場合はロープを片足で踏むのではなく、ロープを両足で踏んでチップまでの距離とロープの角度を確保して下さい。

           

          リムとストリングの間に絶対に指を入れてはいけません。もしも失敗して指を挟んでしまったら、第一関節を固定している指の腱は瞬時に断裂して、指の皮の中で第一関節の先端部分が外れてしまう悲惨な事態を招きます。指先の腱は脆弱です。弱い弓でも挟んでしまえば大怪我になります。強いポンドであれば、手術してもかなりの可能性で元通りには動かすことができなくなります。指導者から正しい方法を学んで下さい。その指導者が正しく安全な方法を熟知しているかどうかまでは私はわかりませんが・・・

           

          ストリング着脱の際にハンドルにいかなる突起物を装着してはいけません。ロッド類・サイト・プランジャーを装着していない状態でのみ、ストリングの装着を可能とします。実射の最中にストリング交換に迫られて、面倒クサがって何も取り外さずにストリングを外し、スペアのストリングを装着しようとしている最中にロープが切れ(ほどけ・外れ)、サイトのTバーの角が額を直撃し、顔にフランケンシュタインのような大きな傷を残した人もいます。大きく切れた皮膚の下で白い頭蓋骨が見えたそうです。ハンドルに装着していたプランジャーが胸に当たって挫傷した人もいます。いずれにせよスポーツを続けるどころではなく、その後の生活に多大な影響を及ぼします。

           

          弓矢なのでアーチェリーには危険が孕んでいるのですが、矢が飛んでいく先以外に危険なことが多いです。決まったように、組み立てに慣れた頃に大事故をやらかします。ストリングの着脱はパイロットの着陸のようなものです。初心者だろうが上級者だろうが、危険な作業には違いがないのです。ケガをした人は自分は大丈夫だと思っていた人ばかりなのです。ストリング着脱の際は常に緊張感を持って作業を行い、安易に行わないように細心の注意を払って下さい。

           

          ストリング着脱の際の事故を撲滅して下さい。「ヒヤリ!」も「ハッ!」も無くして下さい。ストリンガーを使わない方法を試さないで下さい。600円そこそこで安全が手に入るのです。ストリンガーを使ってアーチェリーから危険をなくして下さい。本当にお願いです。

           

          ■競技用的紙

           

          アバロンの競技用的紙のメーカー発注分は、現時点では順調に入荷いたしております。暖かくなって各競技団体からの注文が増えてきました。本格的なシーズンに入ってしまうとメーカー在庫が急激に少なくなってしまいます。4月に入ってから「すぐに欲しい」と必ず言う人が出てきますが、メーカー完売してしまうと仕方がありません。

           

          アバロンの的紙を競技に使うことで、大幅にコストダウンすることができます。高品質な公認的紙として是非ともご利用下さい。

          週末特別企画

          2019.03.01 Friday

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            ヨーロッパのディストリビューターは様々な販促を行って、アーチェリーの輪を広げる啓蒙活動を続けています。その中にフライデーセールがあり、特価品を毎週金曜日に大放出しています。普段はそれほど目立つ機材はなかったのですが、今回は鍛造ハンドルの「ヒート」が大特価になってましたので、当会でのフライデーセールとして取り扱いさせていただきます。

             

             

            もはや説明不要の名機「ヒート」が仰天価格。 この週末だけの特別価格です。これまでよく売れました。使用感がとても好ましいので、私も個人的に気に入って使っています。このハンドルに文句をつけることができる人などいないでしょう。

             

            アーチェリー業界に詳しい人なら知ってると思いますが、こちらのヒートは元々ヤマハのフォージドが元祖です。フォージドを作っていたアルミ冷間鍛造プレスマシンをアーチェリー業界から撤退したヤマハからW&Wが買い上げ、そこから詳しく書いてはいけないのですが(笑)、多くのOEM製品として世界中のアーチャーから高い評価を得続けてきました。

             

            しかしこれも時代の流れです。アルミ鍛造ハンドルは今ではCNC切削での製法が主流です。CNC切削では金型が必要ありませんので安く大量に作ることができ、人員を大幅に抑えることができます。それに製作にかかる作業の安全性の高さに関しては絶対的と言えるほどのものがあります。

             

            恐らくこのヒートが、鍛造プレスマシンでの最後のハンドルになるのではないでしょうか。CNCはアルマイトなので、鍛造のペイントハンドルとしても最後なのかも知れません。アーチェリーの時代を支えた名機が無くなってしまうのは悲しいですね。流れ行く時代を眺めるコレクションとして、床の間に飾る日本刀のごとく一本置いておきたいところです。

             

             

            税抜 15,000円ですから、安物の鋳造ハンドル以下の値段で鍛造ハンドルを買うことができてしまいます。これもおかしな話ですが、フォージドがヤマハの時はハンドル1本が10万円だったのです。ナマクラの文化包丁を買いに行ったら、同じ値段で関や堺の本格的な包丁を買えてしまうような衝撃があります。

             

            前回のリム「イグナイト」と同様に、ディストリビューターの注文受付はたちまち締め切られてしまいますのでお急ぎ下さい。