高額すぎるハードケースを買うな

2017.11.06 Monday

0

     

    秋津のアーチェリーショップでお求めになられたお客さんがあまりにも絶賛されてらっしゃいましたので、私も使ってみました。

     

     

    アバロンの大型バックパック、テックワン フルオプション です。

     

    現役選手だった頃は弓2セットとスコープに三脚、数泊分の荷物を詰めた大型のアーチェリーケース2個を持って、リュック背負って新幹線の駅でヨロヨロ歩いて悲惨な移動に苦しめられたものです。

     

    この「テックワン フルオプション」は、そうした荷物をすべてひとつにまとめて移動できる収納力の高いバックパックです。ハードケースでは考えられないほどの多くの荷物を運ぶことができます。

     

    私は京都と東京を一年で30回程度往復する生活を送っています。アーチェリー用品を持ち運ぶことも多いのですが、ハードケースをやめてバックパックにしてからは、ハードケースに戻れなくなってしまいました。キャスター付きのハードケースはとにかく不便ですし、周囲にとって迷惑です。バックパックの機動力の高さを知ってしまうと、高額なハードケースを買うのが実にバカらしく思えてしまいます。

     

     

    金曜日から今日までの4日間は東京で6回のレッスンを開催いたしました。その中で土曜日は体育館を借り切って30m実射を含むレッスンでした。レッスン会場の体育館まで電車とバスで移動するつもりだったのですが、ふと思い立って自転車で行くことにしました。自転車を使う時点でハードケースという危険な選択肢はありません。アーチェリー用品やレッスンで使うヨガマットなどは、すべてひとつの荷物にまとめて背負うしか方法がありません。今回はこのようにして、80cm的紙も持って行きました。ハードケースでは、80cm的紙は折り畳まないと運ぶことができません。

     

     

    このサイドの大型のポケット部分に、丸めたヨガマットをすっぽり収納することができます。このヨガマットは8mm厚のものです。ハードケースではヨガマットの収納は不可能です。

     

     

    こちらが上部ファスナーを開放したところです。ヨガマットを収納しているスペースには、ハンドル1本分程度の余裕があります。ここにアローケースを収納してもよかったのですが、レッスンで使うゴム羽根貼ったクラシック完成矢は、輪ゴムで束ねて左側の大スペースに放り込んでいます。全体的にスペースに余裕がありますので、1週間程度の合宿や数泊の競技会であれば、このバックパックひとつあれば他の荷物で手がふさがる事はなさそうです。その日のお弁当や、帰りのお土産も入ります。収納に工夫をすれば、この中にバランスディスク2個くらい追加できそうです。

     

     

    重量物を運ぶことを想定されてますので、ショルダーストラップとストラップ取り付け部分は頑丈な作りになっています。左右のストラップの間にプラスチック製の頑丈な取っ手が付いてるのですが、自転車に乗って前傾姿勢で運ぶので、首にあたりそうな取っ手はストラップ収納部分に押し込んで隠しています。

     

    背中と腰に当たる部分はぶ厚いクッションが入ってますので、荷物の総重量がかなり重たくなっても、身体に負担がかからないように工夫されています。

     

     

    とにかく、これでもかと言うくらい収納力が高いです。外側のポケット部分だけでも、相当な量の荷物が入ります。バインダーにファイルに書類に、つり銭BOXにコイントレーを入れても余裕です。この外側のポケットは中で2層になっているのですが、表側のスペースには、もはや入れる荷物を持ってませんでした(笑)

     

     

    小物の収納スペースも多いですが、使いきれないほどですね。

     

     

    レッスン会場の体育館に着いて荷物を広げたら、こんな感じです。ヨガマットのみならず、体育館シューズに500mlのペットボトル2本まで入っています。こうして荷物を広げてみると、巻いて持ってきた80cm的紙が小さく見えますね。

     

    レインカバーが付属してますので、雨が降っても中の荷物が濡れることがなくて安心です。

     

    ちなみに会場までの自転車での所要時間は20分程度でした。車も自転車もほとんど変わりませんね。アーチェリーでは実射をした後にランニングやスポーツサイクルなどの有酸素運動が必須ですので、レッスンを終えた後に自転車で移動することは理想的ですね。

     

    アーチェリーはスポーツであるにも関わらず、有酸素運動を怠って運動不足なアーチェリー選手が実に多いです。射つことは頑張れるのにランニングが嫌いだとか、アスリートとして恥ずかしいのです。そんな事では心肺機能が高くなることはなく、射てば射つほどに身体に疲労を蓄積させてしまいます。

     

    選手のうちから太ってしまうようではいけません。選手をやめたあとに、大変な身体になってしまう人が多いのです。このオフシーズンの大切な期間にアスリートとしての適正体重にしっかり絞って、春のスタートで自分の真の能力を発揮させることができるように鍛え上げておいて下さい。

    数量限定特別企画第2弾

    2017.11.02 Thursday

    0

       

      ブランド移行に伴って、SF製品がメーカー処分となっています。と、その前に、インドアでのカーボン矢・アルミ矢の話の続き。

       

      インドア18m用の鳥羽根貼ったアルミ矢を、水曜日のレッスンで18mのデモンストレーションをしてきました。レッスン受講生の方が撮影して下さいました。

       

       

      これはデモンストレーションなので、レッスンで使っている40cm的1枚に6射しています。ほとんど矢を壊すような行為で、シャフトの衝突で鳥羽根がグシャグシャです(笑)

       

      昔はインドア競技はこの40cm的に3射ずつの競技進行でした。60射590点を目指してたあの頃は、インドア競技1試合ごとに2〜3本の矢が壊れたこともあって、インドア競技が好きではありませんでした。今では3スポットを使うので継矢やシャフト破損などはなくなりましたが、当時はエントリーフィーよりも矢代の方が高くつきました。しかしこうした悩みは、真の上達を遂げた者にだけ与えられるもの。当たらない悩みよりは、よほど幸せというものです。

       

      それにしても、久しぶりのアルミ矢です。シャフトが太いのでレストの高さを変えて(今は調整タイプではないのでレストのアームをグイっと手で曲げて調整した(笑))、プランジャーの位置を調整します。このシャフトは私には柔らかいので、プランジャーのスプリングを最強に近い部分まで締め込み、レストからシャフトが乗るギリギリの位置までチップ先端を出しました。シャフトはもう2番手硬いのを使ってもいいのですが、新たに買うほど本気ではありません。

       

      こうして実際に18mを実射してグルーピングを見せて、的面でのシャフトが10点のラインにタッチしているかどうかを見てもらうことで、的が小さいインドア18m競技における太い矢を使うことができる優位性を説明することができました。ただしどうにかして太い矢を使うために、リムの強さを一気に高めたり、自分の適性スパインの数値を大幅に超えた硬さの矢を使うような事をしてはいけません。あくまで自分が扱いこなせるスパインの範囲内で太い矢を使うことができて、ローカルの公認競技会でいつも550点以上が出てトップ3に入るくらいであれば、太い矢がもたらす数点アップの恩恵をこうむることができます。全日インドア目指して頑張ってるような選手であれば、太いアルミ矢を使ってみるのもいいでしょう。

       

      ■※数量限定特別価格 SFハンドル PREMIUM PLUS

       

      好評だったアクシオムプラスライトは完売しました。これまで多くの方にお求めいただきました。こうした買いやすい価格帯の製品を手に入れることができるのは、本当に嬉しいですね。

       

      第2弾は、SFプレミアムプラスプラスのハンドルです。税込販売価格は 18,900円です。

       

      SFからWNSにブランド移行すると、プランジャーとレストが付属しなくなり、値段が高くなります。ハンドル本体はロゴマーク以外は同じ製品ですので、どう考えてもSF製品の方がお買い得です。プレミアムプラスは競技用機材としてかなりの好評価を得ているハンドルですので、上位にステップアップを考えている選手にとっても、これから自分の機材を揃えて行く人にとっても、理想的な選択なのは間違いありません。

       

      無くなり次第終了です。欲しい方はお急ぎ下さい。

       

      ■エリートカーボンフォーム

       

       

      多くの選手が愛用しているフォームコアのカーボンリム、エリートカーボンハイフォームです。こちらもメーカー在庫処分で、税込販売価格は 21,600円です。

       

      奥が柔らかく、丁寧なドローイングと繊細なリリースをマスターするには最適な競技用リムです。よく当たりますので私も好きな製品で、これに近い扱い心地のリムばかりを自然と選ぶようになってしまいました。在庫が少ないサイズ・ポンドもありますが、もしも自分に合う製品が残っていたらラッキーですね。

       

      こちらも無くなり次第終了です。

       

      ■プレミアムカーボンウッド

       

       

      プレミアムカーボンは、ウッドコアのカーボンリムです。税込販売価格は 14,040円です。カーボンリムにステップアップしてみたいと考えている人にとって、懐に優しい製品ですね。

       

      安くて世界中で人気が高かったカーボンリムですが、高額な製品を売りつけたい日本のアーチェリーショップにとって不都合すぎる製品として、ひた隠しに隠された存在でした。しかしながら、このリムは名機です。PSEで5万円程度で販売されてた同じ製品のラベル違いです。この製品がこの価格で買うことができるのは、幸せとしか言いようがありません。スペックとして何ら不満を感じることはありません。これを使って上級者を脅かす存在になって見せましょう。

       

      ただし、リムのメーカー在庫がかなり限られたものになっています。気になる方は一度ご覧下さい。

       

      今週末は東京でのレッスンです。今日はこれから東京に向かって移動です。急に寒くなって体調を崩している人も多いです。健康な身体を正しく養って、免疫力の高い身体を作り上げていきましょう。元気な皆さんとお会いできるのを、楽しみにいたしております♪

      特別企画と限定セット

      2017.10.30 Monday

      0

         

        つい最近まで夏だったように思うのですが、今日は木枯らし1号。いよいよ冬ですね。身体に蓄えている脂肪量が少ないので、寒いのはニガテです。

         

        これまでアスリート体型を維持してきたので体脂肪が少ない身体でしたが、激務がたたってヤセてしまい、一時期は体重が50kgを下回ってしまいました。それでも骨格筋量が38%以上でしたので筋肉が落ちたような状態ではありませんが、周囲からは「ヤセたね」「大丈夫?」などと言われてしまいました。最近はデブエットさながらに暴飲暴食を心がけているのですが、それでもようやく体重が51.5kgに戻った程度です。アスリートとして理想的な状態に作り上げた身体では、太るということがどれだけ難しいことかがわかります。標準体型を目指すのではなくアスリートとして理想的な体型を、是非とも自分のものにして下さい。

         

        けいはんなアーチェリーのレッスンは、先週からオフシーズンの取り組みが始まりました。オフシーズンにしかできない、楽しい?(笑)スポーツ医療チーム直伝のトレーニングメニューが盛りだくさんになりました。今週末の東京レッスンでも、かなりのことをやりますよ。これで強くなれないワケがないのでご一緒に、積極的に取り組みましょう♪

         

        ところでオフシーズンで行わなければならないのは、身体作りだけではありません。様々な機材をしっかりとオーバーホール・メンテナンスして、自分の道具は自分で作って春の本格的なシーズンに備えておかなければなりません。

         

        何でもショップ任せにしている人は、アーチェリーショップのイイ鴨なのです。高額な紙幣を喜んでショップに支払いたいという人であれば是非ショップに貢げば喜んでもらえますが、いつまでもそんなことではいけません。ほとんどが、「こんな簡単な作業なの?」と思えるようなものばかりなのに、知らないというだけで大損するのです。

         

        製作にかかる道具は、一度買えばいつまでも使うことができるのです。最低限、自分の矢くらいは自分で作れるようになって下さい。そして周囲の人たちに、作り方を教えてあげましょう。アーチェリーショップに製作依頼がなくなることが、日本のアーチェリーの理想なのです。

         

        ■デカット アローカッター プロカット

         

         

        こちらはデカットのアロカッター、プロカットです。プロ用との位置づけですが、頻繁にシャフトカット作業を行う指導者や、アローカッターを収納するスペースに困らない人には最適なアローカッターです。

         

        プロ仕様ながら、税込販売価格は 21,600円と安いです。ヨーロッパでの販売定価は150ユーロです。製品の仕入れ価格は84ユーロと製品原価は安いのですが、プロカットはミニカットと違って箱が大きく重たいので、ヨーロッパから日本への送料が少し高いです。

         

        ※トランスフォーマーは含まれておりません。230Vのヨーロッパ仕様ですので、電圧を変換するトランスフォーマーをご用意下さい。トランスフォーマーは3,000円ちょっとで手に入ります。過去の記事を参照してください。

         

        これまでのミニカットは継続して販売しております。ミニカットは通販用の京都と、東京秋津のアーチェリーショップの2台がフル活動しています。別にムリしてプロカットにしなくても、ミニカットで十分です。コンパクトに収納できるので、一般的にはミニカットの方が利便性に優れているのではないかと思います。アローカッターとしての性能は、プロカットもミニカットも同じです。

         

        毎日数ダースの矢を切ってるので、モーターが壊れたらプロカットに交換しようと思ってるのですが、かなりタフでなかなか壊れてくれません。ブレードもほとんど減りません。アップルを使ってた時とは大違いです。アップルの時の感覚でデカットのブレードを大量にストックしているのですが、ブレードがなかなか減らないのでブレードが売れないという大誤算を抱えてしまいました(笑)

         

        ちなみにモーターのスペアも販売しております。毎日フル活動している当会のアローカッターが壊れませんので、モーターのスペアは必要なかったかも知れません。とにかく耐久性が高いです。

         

        ■限定企画 アローカッター付属 テックワンシャフトセット

         

        夏になってから、テックワンのシャフトの需要が高まっています。本当に上級者が買っているかどうか疑わしい(笑)部分もありますが、「コンポジット・ハイブリッド・タイロ・クラシックで十分だ」と、あれだけ言い続けているにも関わらず、どうしても高い方を買いたいと聞かない人が多いです。コンポジットを使ってる私との勝負に勝てなかたら売らないと言ったら、真に受ける人がいてビックリしました。関西のノリが東京では全く通じなくて、最初の頃はどうしていいか困りました(苦笑)

         

         

        この企画は限定企画です。メーカー在庫のアローカッター、ミニカットがなくなったら終了です。テックワンは当会とメーカー在庫があるものに限ります。テックワンシャフトセット1ダースとアローカッター1台の限定セットで税込販売価格は 21,600円です。メーカー在庫が50台以上あるようなので、みんなで買ってアローカッターのメーカー在庫を完売させてしまいましょう♪

         

        ちょっと上手い人なら、アローカッターは持っていて当然なのです。上手くなくてもアローカッターさえ持っていれば、高いアーチェリーショップの言いなりになって高額な紙幣をむしり取られることもないのです。所属しているクラブや協会にはアローカッターの常備が当然ですし、自分用のアロカッターを持っていれば気兼ねなく使うことができます。

         

        高得点を叩き出すためには、ポイント重量の変更、ストリング全長の変更、シャフト長の変更が、それぞれ必要です。自分のシャフトを何mmカットしたら、ストリングハイト何分の1インチ変更に相当するかを知ることもなく、それによるグルーピングの偏差を知ることもないまま、黙々と実射している人が多いという惨状です。ブレイクオフポイントなのにインサートをカットしたことがないようではいけませんし、グルーピングの小ささを追求するためにシャフトの長さを変更したことがないというのではいけません。

         

        もう20数年も昔に私が50mで338点を出すことができたのは、シャフト長とストリングハイトの徹底的な研究によるものが大きいのです。知らないのであれば試してみればいいだけのこと。中上級者の多くがエキスパートになりきれないのは、最もグルーピングが小さくなるシャフト長がどこであるのかを、試したことがないだけなのです。

         

        このセットで自分のスパインのセットと、同じスパインのクラシック完成矢を一緒に買うといいのです。安いクラシックを刻んで刻んで刻みまくり、ブレイクオフポイントを折って折って折りまくり、ダメになるまでデータを取りまくって最も優れた数値を知り、クラシックで得たデータをテックワンに活かすことで、己の真の能力を発揮することができるようになるのです。

         

        アローカッターを持っているかどうかで、試すことができる事に天と地ほどの違いが出ます。自分にとって本当の的中がどのようなものであるのかを知ろうとする努力を、本気で取り組んだかどうかに尽きるのです。

         

        ■※特別企画 フレッチャー・フレッチタイト付属 タイロ完成矢製作キット 1ダース分

         

         

        フレッチャーを持ってない人が多いようなので、フレッチャー(羽根を貼る道具)とフレッチタイト(羽根を貼る接着剤)をセットにしたタイロ完成矢キットを作りました。この特別企画の税込販売価格は 7,344円です。従来のタイロ完成矢製作キットとは若干内容が異なりますが、フレッチャーを買おうかどうか迷っている人にはピッタリのセットですね。

         

        フレッチャーを買おうと考えている人は、買わない人よりもアーチェリーに対する本気度が高いと思われますので、セット内容を変えています。ポイントは1ダース分の付属ですが、ノックは25個入っています。ある程度上手くなってくるとポイントを壊すことは少なくなりますが、後続の矢が激突するのでノックの消耗は激しくなります。ノックの予備が13個もあれば安心ですね。

         

        シャフトカットは無償でさせていただきます。シャフトカットしてシャフト内部をクリーニングさせていただいておりますので、あとは全て自分で完成させてみてください。自分で作った矢への思い入れは、特別なものがあります。矢作りなんてプラモデル以下の簡単な作業です。自分で作れるようになることで、様々なことを学ぶことができます。この体験は自分のアーチェリーのレベルアップに欠かせないものになるのです。このオフシーズンは、是非チャレンジしてみましょう。

        オフシーズンの設定

        2017.10.26 Thursday

        0

           

          朝晩は随分と寒くなってきました。いよいよオフシーズンに突入です。日曜日の東京でのスポーツ医療チームのレッスンは、オフシーズンに向けての身体強化トレーニングが中心でした。これまで柔軟性と持久力を高めるトレーニングを長く続けてきましたので、受講生の皆さんの身体の状態は良好です。

           

          ■オフシーズンの設定

           

          オフシーズンとは言うものの、競技会がないシーズンではありません。アーチェリーは屋内で開催されるインドア18m競技があります。インドア競技で上位を目指す選手であれば、オフシーズンのトレーニングで心肺機能を向上させて、アスリートとして理想的な体脂肪量に抑えて、持久力とパワーをバランス良く高める取り組みを進めて春までの数ヶ月間の準備を整えながら競技会に出場するという、大変な時季に差し掛かります。

           

          冬に行われるインドア18m競技会は、各自が課せられたトレーニングによって自分の身体ができるようになったことを、競技会という緊張感を保った状態で実践できているかを確かめることができる、貴重な確認作業になります。多くの選手がシーズンの延長で肉体改造を行うことなく、心肺機能を高めることもしないままインドアシーズンに突入して春を迎えてしまってます。しかしこれまでと同じ事をダラダラと続けていたのでは、春になってもヘタクソなままの何も変わらない残念な自分が待っているのです。

           

          アーチェリー選手のほとんどが、特に下半身の筋力が弱い上に柔軟性が乏しく筋持久力が大幅に不足しています。全身の骨格各部のアライメントが狂っている選手も多いですし、関節各部が本来の動きを損なってしまっている選手も多く見受けられます。そういった様々な部分を修正していかなければならないのが、この貴重なオフシーズンなのです。

           

          痛みや故障を抱えているのであれば、インドアの競技会に出場することよりも、春の本格的なシーズンに向けて治療を最優先しなければなりません。アーチェリーは自分の動きが極端に少ないので、冬はどれだけ頑張って実射を繰り返しても、身体がほとんど暖まることがありません。低温下でアーチェリーを行うと、これまで潜在的に抱えていた故障の部位が、突然痛みとなって現れることも多いです。

           

          これから寒さがますます厳しくなりますので、寒い場所での実射はできるだけ短く切り上げて、暖かい場所で自分の身体のウィークポイントを克服する取り組みを励むことが大切なのです。

           

          ■18m用のアルミ矢

           

           

          久しぶりにインドア用の矢を出しました。大きな鳥羽根を貼った太いアルミ矢です。水曜午前のレッスンで11月に入ったら18m競技会を含めた練習をします。そこで私も一緒に射ちますので、XX75プラチウムを使ってみます。

           

          インドア18m競技、実はあまり好きではない(笑)のですが、高校2年で出場した東京インドアで準優勝したことがあります。獲りに行く気満々だったのですが、残念です。懐かしいですね♪

           

          選手を引退してから指導者となり、かなり長く自分で弓を射つことをやめてました。しかし教えてる生徒さんから「先生って本当に選手だったんですか?どうして射ってるところを見せてもらえないのですか?(言ってるばかりで、実際にはできないのだろう)」みたいな顔をされたのがショックで(笑)17年ぶりにケースから弓を出したのが、デモンストレーションを行い、トレーニングの手本を示し、骨格や筋肉の動きを実際に見てもらい触れてもらいながら指導をするようになったきっかけです。

           

          そして17年ぶりに京都の公認競技会(春季京都杯)で復活デビューをする事に。しかしその復活デビュー戦で何と優勝してしまい、調子に乗って何度か競技会に参加して(笑)、その年に幾つかの金メダルと銀メダル、それにトロフィーをいただきました。長らく競技から離れている間にインドア競技にバッジができていることを知り、「ゴールドバッジくらいの点数なら出せるやろう」と4年前、インドア用にアルミ矢を作ったものです。

           

          この矢を使ったインドア競技(2014年1月13日 京都室内オープン)で 274-284 の558点(大学生に負けて2位)を出してゴールドバッジを申請しました。その次に出たインドア競技(2014年2月2日サンアビリティーズ城陽杯)で 281-277 の、これまた同じ558点を出して今度は優勝しました。シャフト1ダースで6,000円もしない安い練習用の矢ですが、十分当たります。ローカルの競技会で金メダルを獲得するためのアーチェリー用品なんて安いものです。

           

          ■太い矢 細い矢

           

          インドア18m競技では、アウトドア用のシャフトをそのまま使うか、18m専用に太いシャフトを使うか、という話題になります。シャフトの直径が太いと、ラインタッチで数点の得点アップをすることがあります。しかし太いシャフトはスパインが硬いので、太いシャフトを扱うことができる選手は限られます。硬いスパインを使う長い矢の選手か、矢が短い場合は高ポンドの選手です。

           

          太いシャフトを使いさえすれば、それだけで高得点を出すことができるかと言うと、そうでもありません。それが誤差の範囲であるのか、シャフトが太いことで数点アップしていることが確認できるかが、確実にわかるレベルでなければ使い分ける意味がありません。550点まではそれほど差を感じませんので、わざわざ矢を買うほどでもないでしょう。しかし太いX7で580点台後半を出してた頃には、細いカーボンで同じ点数を出す自信などありませんでした。ラインぎりぎりに食って10点というのが、競技での60射のうち4-5本あるのが確認できるからです。

           

          私は当時実質46ポンドでしたので、アルミの太い矢を使うことができました。しかし実質ポンドが40ポンド未満でドローレングス27インチ未満の場合は、太い矢の硬すぎるスパインの扱いに四苦八苦することでしょう。扱いにくいのであれば高得点を望むことができませんので、素直にこれまで通りの細いカーボン矢を使うのがベストです。

           

          ■オフシーズンです

           

          インドア18m競技のシーズンに突入しますが、この寒い時期に必死になって実射をするのも考え物です。来るべき春の本格的なシーズンの最初から優れた的中を見せつけることができるようになることが大切です。自分の的中能力を最大限に高めることができる取り組みは、オフシーズンを設定して確実にステップアップしていかなければなりません。情熱を注いだ時間がすべてムダにならないために、正しい努力を学ぶことが大切です。

           

          次の土曜日は、けいはんな地域でのスポーツ医療チームのレッスンです。あまりにも目まぐるしく京都と東京を行ったり来たりですが、アーチェリーの上達を願う人のためには、私が休むワケにはいきません。

           

          オフシーズンを制する者が、来シーズンを制するのです。これまで培ってきたアーチェリーの技術を活かすためのトレーニングが、いよいよ本格始動です。楽しみですね♪

          完成矢製作キットのラインナップ増加と特価品コーナーの新設

          2017.10.17 Tuesday

          0

             

            昨年から、実に困ったことになりました。アバロンがカーボン完成矢を発売したことで、それまで最廉価の価格帯だったイーストンのインスパイアが、ほとんど売れなくなってしまったことです。アバロンには到底太刀打ちできないので、在庫を処分することにしました。

             

            ■特価品コーナー

             

            当会通販サイト内に特価品コーナーを新設しました。インスパイアのスパインは限られますが、とてもお買い得です。数量が少ないので早い者勝ちです。ご希望の方はお急ぎ下さい。

             

            ■完成矢キットのラインナップ増加

             

            上達してきた人が増えてきたのもあってか、クラシックとテックワンの要望が次第に増えて参りました。より高額な製品を求めたがる日本のアーチェリー界の傾向が好きではないのですが、高くてもいいから当会から買いたいと仰る方が多いので、完成矢キットの種類を増やさざるを得なくなりました。

             

            テックワン完成矢製作キット

             

             

            キット内容 テックワンカーボンシャフト1ダース(インサートピン付属)・ピンノック50個・専用ブレイクオフポイント1ダース・ポイント接着用ホットメルト1個・競技用XS Wings 50mmベイン50枚。

             

            クラシック完成矢製作キット

             

             

            キット内容 クラシックカーボンシャフト1ダース(インサートピン付属)・ピンノック50個・専用ブレイクオフポイント1ダース・ポイント接着用ホットメルト1個・競技用WAVベイン50枚。

             

            どちらも1セットにつき、ピンノックが50個付属するという凄まじさ。シャフトを6本粉砕してしまうのが先か、ノック50個を壊してしまうのが先か、己の集中力の限界を試すことができる脅威のセットです。2ダース分注文した場合は、ノックが100個になります。使い切れるものなら、是非とも使い切ってみせて下さい。その頃には誰もが認める選手になってるハズです。

             

            どちらも羽根とノックのカラーを選ぶことができます。シャフトカットは無償でさせていただきますが、羽根とポイントは自分で装着して下さい。羽根貼りとポイントの装着は、アーチェリーを行う者にとって初歩の初歩です。これが自分でできなければ恥ずかしいのです。

             

            ポイントはどちらもブレイクオフポイントが標準装備されます。ポイント重量を変更しながら、自分に最も適した部分がどこであるかのチューニングを必ず行って下さい。そうでなければブレイクオフポイントを使う意味がありませんし、クラシックではなくタイロ以下で十分です。

             

            クラシックを使ったことがないのに、テックワンを使う意味はまったくありません。シャフトを数ミリずつ短くカットしながらスパインを決めたり、ブレイクオフポイントをカットして重量変更のためにオールカーボンシャフトに装着されたポイントを加熱して何度もポイントの着脱を行わなければなりませんが、それを最上級機種ですることがバカらしいのです。スパインがわかれば、それでいいだけからです。

             

            クラシックもテックワンも、同じ長さ・同じ重さに揃えて作り、それらを混ぜて射つと、まったく同じ場所に的中します(笑)先日もクラシック完成矢で30m357点を出した選手の方が「優勝しました」と来店されましたが、これで十分との事です。私もそう思います。

             

            そう言ってるにも関わらず、テックワンが欲しいと仰る方がいらっしゃるのです。私がこれだけ言っても高いほうをお買い上げ下さるのですから、これ以上は何も言えません。失礼を承知ではっきりお伝えしてるのですが、70mラウンドで600点出すのがやっとというグルーピングのサイズでは、テックワンを1ダース買うよりも、コンポジットやタイロを2ダース買う方が、価値のあるお金の使い方になるのです。

             

            ■サイト クラシックのカラー追加

             

             

            アバロンの定番サイトとして好調なクラシックのカラーラインナップが大幅に増えました。

             

            カラーは ブラック・ブラックブルー・ブラックレッド・ブラックグリーン・ブラックオレンジ・ブラックグレイ・ブラックゴールド・ブラックパープルの8カラーです。いずれも左右があります。

             

            現在は左右の設定がありますが、当初は左右兼用の製品でした。左用または右用がない場合は、サイトのエベレーションのスレッドの位置を交換するだけで、サイトを裏返すことなく左右ともに使うことができるので便利です。

             

            買いやすい価格帯の優れた製品が、かなり充実しましたね。今年もあと少しで終わりです。2018年がどうなるかが楽しみですが、もうこれよりも安い価格帯で優れた製品を充実させないで欲しい気持ちで一杯なのが本音です(苦笑)

             

            日曜のレッスンは雨でしたので、屋内でのトレーニングがメインになりました。もうすぐオフシーズンに突入しますので、春に向けての身体の準備を万全にしておきたいですね。

             

            水曜のレッスンを終えたら、木曜からは東京に移動です。次の日曜は東京でのスポーツ医療チームのレッスンです。急な気温の変化で体調不良の人が多いようですが、せっかくのスポーツ医療チームのレッスンに欠席するなんて勿体無いことにならないように、万全に体調管理を行って下さい。